遠い1点、ブーイング、J1残留持ち越し…“曇天”のアルビホーム最終戦、運命の最終節へ新潟サポーター「悔しさをバネに」
試合終了のホイッスル直後、オレンジ色のユニホームで埋まったスタンドからブーイングがわき起こった。サッカーJ1のアルビレックス新潟は11月30日、新潟市中央区のデンカビッグスワンスタジアムでガンバ大阪に0-1で敗戦。今季のホーム最終戦を飾れず、J1残留も持ち越した。1点が遠い展開に新潟サポーターもフラストレーションがたまったが、次戦のアウェーでの最終節に向け「悔しさを生かして次こそ勝利を」と切り替えた。 この記事の画像を見る 新潟の冬の始まりらしい曇天。残留決定へチームを後押ししようと集まった2万7千余りのサポーターたちは、時折強まる冷たい雨にぬれながらも、勝利を信じて大声援を送った。 だが、チームは前半18分に手痛い失点。その後は多くの好機をつくったが、試合終了間際にFW長倉幹樹選手が放ったシュートもポストをたたき、最後まで相手ゴールをこじ開けられなかった。 ホーム最終戦を見届けようと都内から駆けつけた村上市出身の男性会社員(39)は「試合内容が悪かった。ブーイングが起きても仕方ない」と落胆。J1残留が懸かる最終節に向け、「悔しさをバネにしてほしい」と奮起を促した。