西影由貴容疑者（38）

　介護サービス事業所を利用していた女性らから現金約2000万円を着服・横領したとして、38歳の介護事業所の代表取締役が逮捕されました。 　業務上横領などの疑いで逮捕されたのは大阪市城東区に住む職業不詳の西影由貴容疑者（38）です。西影容疑者は2021年から2023年にかけて当時80代の姉妹から預かっていたクレジットカードやキャッシュカードを使うなどして、現金あわせて約2000万円を不正に引き出すなど着服・横領した疑いが持たれています。 　警察によりますと、姉妹は西影容疑者と財産を管理をする契約を結び、西影容疑者が用意した住宅で暮らしていたところ、電気が止まるなど生活に困窮していることに周囲の人が気付いたといいます。姉妹のクレジットカードからは西影容疑者の携帯電話の料金など約94万円が引き落とされていたということです。 　調べに対し西影容疑者は「何度もお金の引き出しをお願いされたのでやったもの」と容疑を一部否認しています。