１４日午後６時ごろ、教保（キョボ）文庫光化門（クァンファムン）店に用意された韓江（ハン・ガン）氏の本が平積みされた特別カウンターの前で市民が本を読んでいる。［写真　キム・ソウォン記者］

作家の韓江（ハン・ガン）氏がノーベル文学賞を受賞してから１週間、オンライン書店の売り上げが４０％ほど増えたことが分かった。 ＢＣカードが１０月１０～１６日、教保（キョボ）文庫、ＹＥＳ２４、アラジンなど大型書店のオンライン・オフラインの売り上げデータを分析した結果、売上高は前週（１０月３～９日）より３９．２％増えた。前月（９月１０～１６日）比では４４％増加した。 年齢別では、５０・６０代以上の売上増加率が目立った。６０代以上と５０代の前週比利用金額の増加率はそれぞれ６７．９％·４９．９％で、３０代（４４．７％）・４０代（３１．６％）・２０代以下（２５．７％）より高かった。 １０月１０～１６日の間に書店利用金額の割合が最も高い年齢帯は４０代（３２．６％）となった。続いて３０代（２３．２％）、２０代以下（１８．１％）、５０代（１８％）、６０代以上（８．２％）の順だった。 韓江氏の作品は受賞６日で教保文庫・イエス２４・アラジン注文が１００万部を超えたことが分かった。また、他の文学作品などを読む需要もともに大きくなったものと分析される。イエス２４はノーベル文学賞受賞者発表以降、１６日まで７日間、韓江氏の著書を除く小説・詩・戯曲分野の販売量が前年比４９．３％増加したと明らかにした。