モノトーンスタイルには“ベスト”で挿し色を!街のファッション巧者3名の実践テク
秋深し、となりはナニを挿す人ぞ。そう、ベストのベストシーズン到来である。適度に暖かく、合わせやすく、動きやすい。とかく装いが暗くなりがちな季節にあって、とりわけ注目度を増すのが色のはっきりしたモデル。 【写真9点】「秋のモノトーンスタイルはベストで挿し色を」の詳細を写真でチェック その効能は、下の3人を見ればお分かりだろう。
① ブルーとオレンジのハイコントラスト
齊藤紘斗さん(25歳) 極太のスウェットパンツにローファーを合わせて、ひと癖ある“ナマケモノ”スタイルを実践する齊藤さん。色味はシンプルに黒で揃え、シックな秋冬のムードに寄せた。 上半身は一転してカラフル。ブルーとオレンジでハイコントラストを描き、モノトーンとは真逆の鮮やかさを主張。ニットとフリースという優しい素材で揃え、ややマイルドに魅せる小技にも注目だ。
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② 赤のカナダグースをモノトーンスタイルに投入
ぎんさん アウトドアブランドお得意の、パキっとした色のダウンベストが主役。服はもちろんバッグやスニーカーまでブラック&ホワイトで統一したモノクロノームな装いを、楽しく暖かく彩る。 赤いベストの上下から覗く、フードと裾のレイヤリング加減も秀逸。縦を意識させる着こなしで、ダウンベストの着膨れイメージを解消してみせた。
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③ 秋コーデの名脇役。バブアーのファーベスト
美間坂征也さん(28歳) 美間坂さんが挿したベストは、色はもちろん素材感がユニーク。毛皮のような柔らかい表情で、シンプルなコーディネイトに立体感を与える。 よくよく見れば、足元のビルケンもベスト同様のデザインコードを踏襲。ハズしとソロエの両役を兼任させる、ベストの賢い嗜み方だ。
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◇ モノトーンは確かに便利。でも、たまには気分を変えたくなる。そんな好奇心旺盛な大人に、ベストは優しく寄り添ってくれる。しかも簡単、羽織るだけでOK。すぐに、明日からでも、気軽に実践できるはず。
OCEANS編集部