八嶋智人が絶叫、黙ってると画が保たない「だから僕らはしゃべらなきゃいけないんですよ!!!」
次世代の体験型ゲームと注目を集める「マーダーミステリー」をドラマ化した『マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿』。その劇場版に出演する高橋克典と八嶋智人、メガホンをとった光岡麦監督が2月18日、大阪市内の映画館で舞台挨拶をおこなった。 【写真】八嶋智人に合わせて、おふざけポーズで撮影に応じる高橋克典 「元気ですか!? この後、2時間くらいしゃべりますけど、大丈夫ですか?」と大きな声とともに登場した八嶋。この日、自身が主演をつとめる舞台が大阪でおこなわれ、「さっき終えてここに来ました。当然、みなさん観ていただけましたよね? ご覧になった方? あ、いる! ステキ! その人たちに向けて話しますね」とまずはひと笑い。 同作は、中国のバラエティ番組をきっかけに大ブームとなった「マーダーミステリー」をベースに、俳優による緊張感のある即興劇(アドリブ)と先の読めない展開で魅せるミステリームービー。舞台は、 気味悪い伝承が残る鬼灯村で、村の長の遺体が発見される。それぞれ殺害の動機をもった8人が犯人を突き詰めようとするが、高橋や八嶋に与えられたのはキャラクター設定と行動指示のみで、各シーンのセリフはほぼアドリブだという。 八嶋は、「関西のみなさんは正直だと思うんですけど、このキャストのラインアップを見たとき、『そりゃ犯人は高橋克典やろ』って思いますよね? ビッグネームなわけだから。もし犯人じゃなかったら、大活躍せざる得ない人のどっちかじゃないですか。オファーする方も大変、だって克典さんが(アドリブで)黙って何も言わないって決め込んじゃったらね(笑)」と客席に問いかけ。 エチュードが苦手で、この即興劇へのオファーをずっと断っていたという高橋はその言葉を聞いて、「あぁ、それでも良かったんだね」とコメント。すると八嶋は、「そりゃ、克典さんは(画が)保ちますよ。僕らはムリですもん。だからしゃべるんですよ。だから僕らはしゃべらなきゃいけないんですよ!!!」と、声を大にしてアピール。場内を爆笑に包んだ。 出演している役者ですら、誰が犯人か分からず演じていたという同映画。イベントの最後、八嶋は「今日はホントにありがとうございました。これっていうネタバレはね、関西の方はおしゃべりが過ぎるので(笑)、そこだけお気を付けいただいて、おもしろかったと宣伝していただければ」と笑顔でアピールした。現在、全国の映画館にて公開中。