廃炉に向け「ターニングポイント」東京電力小早川社長、福島第一原発で年頭あいさつ
テレビユー福島
東京電力の小早川智明社長は6日、福島第一原発で年頭のあいさつを行い、燃料デブリの試験的な取り出しを受けて、今年は廃炉に向けた重要な年になると述べました。 6日午前、福島第一原発で訓示した東京電力の小早川社長は、およそ240人の社員を前に、廃炉に向けて現場や地元の人たちとの信頼関係をさらに強化し、復興につなげていくと強調しました。また、去年試験的な取り出しが行われた燃料デブリについては次のように述べました。 東京電力・小早川智明社長「デブリの本格取り出しに対してのしっかりとした工程の計画の精査を今年しっかりとしていく。今後の廃炉に向けて大きなターニングポイントになってくる」 小早川社長は、9日までに大熊町など福島県内13の市町村を訪問する予定です。
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