【陸上】20km競歩・山西利和がWA競歩ツアーで1時間19分37秒で3位 パリ五輪逃しても力示す
世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールドのコルゼニフスキ・ワルシャワ競歩カップが5月5日にポーランドで開催され、男子20km競歩に、19年ドーハ、22年オレゴンと世界選手権連覇している山西利和(愛知製鋼)が出場。1時間19分37秒で3位に入った。 東京五輪銅の山西利和、連続五輪への道険し「勝負の世界、これがすべて」今後についての胸の内も 東京五輪銅メダルの山西は、今年2月の日本選手権で歩型違反により失格となり、パリ五輪出場権を逃していた。レース後は「一度でも代表から漏れたら辞めるぐらいの気持ちでずっとやってきた」と話し、今後についても「モチベーションがない部分は大きい」と本音を語っていたが、4月上旬の記録会で男子10000m競歩(39分32秒75)に出場してレース復帰。世界の頂点を極めながら、競歩を追究し続けてきた男が、再び歩き始めた。 野田明宏(自衛隊体育学校)も同レースに出場し、1時間21分08秒で7位だった。
月陸編集部