松本潤、13年ぶりの舞台開幕「1回1回を大事に」 長澤まさみ、永山瑛太らと80公演完走へ
松本潤さん(40)にとって13年ぶりの舞台で、作・演出を野田秀樹さんが手がける「NODA・MAP 第27回公演『正三角関係』」が開幕。初日を終えたキャスト3人と野田さんがコメントを発表しました。 【画像】松本潤さんが出演する舞台『正三角関係』キービジュアル 『正三角関係』は、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を入り口に、日本のとある場所のとある時代の花火師の家族、“唐松族の兄弟”を描いた物語です。花火師の長男を松本さんが、物理学者の二男を永山瑛太さん(41)が、聖職者の三男を長澤まさみさん(37)が演じます。松本さんは心が荒廃した花火師、長澤さんは“男役”と“女役”の二役、永山さんは神をも恐れぬインテリといった役どころに挑戦するということです。 7月11日に東京芸術劇場プレイハウスからスタートしたこの舞台は北九州公演、大阪公演を経て、10月31日からロンドン公演が開催され、80公演を予定しています。
■松本潤さんコメント
念願のNODA・MAP作品、しかも13年ぶりの舞台の初日でしたが、今日は不思議なくらい全く緊張しませんでした。もともと本番はとても緊張するタイプではあるのですが、野田さんが一緒にいるからなんとかなるだろうという安心感がありましたし、今さら焦ったところでどうにもならない。ここまでみんなで積み重ねてきたことを精一杯出すしかない、という気持ちでした。野田さんが書いた素晴らしい作品を、どこまで表現できるのか。あと79回しか演じられないので、とにかく1回1回を大事に、心を込めてやっていきたいと思います。
■長澤まさみさんコメント
初日にあまり緊張しないのは初めてだなと思っていたら、途中からすごく緊張してしまいました。とはいえ、みんなで息を合わせて作っていく舞台に、安心感をもって集中して挑めている感覚がありますし、何か起きてもみんなで補い合いながらやれるところも、野田さんの作品の魅力だなと感じています。毎日なかなか同じようにはいかないのですが、自分をコントロールして、芝居をすることをちゃんと楽しめるところまでいけたらなと思います。仲間と息を合わせながら、毎回新鮮な気持ちで二役を演じていきたいです。