『踊る大捜査線』映画5作品、連続ドラマ、SPドラマ3作品一挙放送決定【映画あらすじあり】
人気シリーズ『踊る大捜査線』の新プロジェクトが12年ぶりに再始動し、映画「室井慎次 敗れざる者」(10月11日(金)公開)、映画「室井慎次 生き続ける者」(11月15日(金)公開)の新作2部作が公開されることを記念して、映画「踊る大捜査線」全4作品と映画「容疑者 室井慎次」、そして連続ドラマ『踊る大捜査線』、スペシャルドラマ3作品が一挙放送されることが決定した。 【写真】映画「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」 1997年1月期の連続ドラマとして放送された『踊る大捜査線』は、脱サラして湾岸署刑事課に配属された異色の刑事、主人公・青島俊作(織田裕二)が、刑事の理想と現実とのギャップに困惑しつつも、正しいことをするために、真摯に事件に向かっていく青島と仲間たちの物語を、時に熱く、時にユーモアを交えながら描いた。 所轄の刑事・青島と本庁のキャリア組・室井慎次(柳葉敏郎)との“熱き友情”だけでなく、警察内部の縦割り社会や上下関係にも触れ、最終話の番組平均視聴率は23.1%を記録するなど、圧倒的な支持を集めた(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)。 1998年に公開した「踊る大捜査線 THE MOVIE」は興行収入100億円超えのメガヒットを記録し、2003年公開の映画第2弾「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」は興行収入173億円を超え、20年以上たった今でも、実写日本映画No.1の座に君臨している。 これまでに公開した映画シリーズ6作品の累計興行収入は487億円、累計動員数3598万人を超え、長きにわたって日本のエンターテインメント界で存在感を放ってきた。 そして、前作の公開の2012年9月7日からちょうど12年となる本日、新作映画の公開に合わせて、映画全5作品、連続ドラマ、スペシャルドラマ3作品の放送が発表された。 映画は、フジテレビ系で9月28日(土)午後9時から映画「踊る大捜査線 THE MOVIE」(1998年公開)、10月5日(土)午後9時から映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年公開)、10月12日(土)午後8時から映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」(2010年公開)、11月16日(土)午後9時から映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」(2012年)を放送。さらに、9月30日(月)午後9時から映画「容疑者 室井慎次」(2005年公開)も放送する。いずれも最新リマスター版(4Kリストア版)での地上波初放送となる。 さらに、フジテレビのハッピーアワー枠(毎週月曜~金曜 第一部:午後1時50分~2時48分、第二部:午後2時48分~3時45分 ※関東ローカル)では、9月16日より連続ドラマシリーズ『踊る大捜査線』(1997年1月期)を、9月24日(火)、25日(水)にスペシャルドラマ『踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル』(1997年12月30日放送)、9月25日(水)、26日(木)にスペシャルドラマ『踊る大捜査線 番外編 湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル』(1998年6月19日放送)、9月26日(木)、30日(月)に『踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル』(1998年10月6日放送)を放送する。 <映画「踊る大捜査線 THE MOVIE」(1998年公開)あらすじ> 青島俊作(織田裕二)、恩田すみれ(深津絵里)は“通称・空き地署”と呼ばれる湾岸署に勤務する刑事。 そんなある日の午後、湾岸署管轄の川で、腹部に刺しゅう用の糸で縫合した手術跡のある水死体が発見された。当初、自殺かと思われたが、解剖の結果、胃袋の中からテディ・ベアのぬいぐるみが現れ、事件は猟奇殺人事件へと発展していく。 一方、湾岸署内の刑事課で窃盗事件が続発。鑑識課員が証拠写真や指紋を取り、現場検証を行ったため、刑事課のフロアは大騒ぎとなる。 そしてその夜、さらに湾岸署を騒然とさせる出来事が起こる。 本庁、警察庁を震撼させる無差別テロが勃発したため、何機ものヘリコプターや覆面パトカーが湾岸署に集結したのだ。警視庁は直ちにマスコミ各方面と報道協定を締結、湾岸署に捜査本部を設置するが、かつてない事件につぐ事件の連続に捜査はきわめて難航、ついに警察庁は極秘捜査を断念し報道協定を解除する。そして事件はついにマスコミを含めた公開捜査へと発展した。単独捜査に乗り出す青島と和久平八郎(いかりや長介)の2人。 しかしそんな彼らに、凶悪犯の魔の手が忍び寄る。 犯人は一体誰なのか!? そして、青島刑事の運命はいかに!? 事件の真相をめぐり、湾岸署史上、最悪の3日間が、火蓋を切って落とされた。 <映画「容疑者 室井慎次」(2005年公開)あらすじ> 2005年2月某日。警視庁・室井慎次管理官(柳葉敏郎)が、自らが指揮をとった殺人事件の捜査の責任をとらされ、逮捕されてしまう。室井を救おうとする若き弁護士・小原久美子(田中麗奈)。そして、警察の不正を暴くという大義名分をかざして徹底的に室井を追い詰める弁護士・灰島秀樹(八嶋智人)。 そこに、警察庁と警視庁の確執が絡み、新城賢太郎(筧利夫)や沖田仁美(真矢みき)の尽力も虚しく、事態は最悪の状況に。室井の捜査への姿勢に心動かされた新宿北署の現場の刑事・工藤敬一(哀川翔)たちは、さらに殺人事件の真相を追う…。 さらに、今まで語られることのなかった室井の過去が明らかになった時、室井はさらなる窮地に追い込まれる。 果たして、室井はシロか、クロか!? <映画「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年公開)あらすじ> 2003年、お台場。かつては空き地だらけだったこの街も、一大観光名所に姿を変えた。湾岸署でも観光案内、迷子、交通整理などに忙殺される毎日が続く。 そんな折、管内で猟奇的な殺人事件が発生した。事件の報に色めく青島俊作(織田裕二)ら湾岸署員。程なく、本庁から室井慎次(柳葉敏郎)らが到着。初の女性キャリア、沖田仁美(真矢みき)を本部長に据え、特別捜査本部が設置された。 しかし、青島らの決死の捜査を嘲笑するかのように、第2の殺人事件が…。 交錯する様々な事象、動機の見えない殺人、警察内部にうごめく不穏な動き、そして、捜査員の目を撹乱する“増殖”する街・お台場。地図にはない道路やトンネルが存在する、大都会の迷宮・お台場で、青島ら捜査員は被疑者を確保できるのか。 <映画「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」(2010年公開)あらすじ> 湾岸署を襲った最悪の猟奇的連続殺人事件から7年。お台場はさらなる変貌を遂げていた。外国からの要人が降り立つ空港が近く、高速道路や変電所などのライフラインもあるお台場はテロリストの格好の標的になっていた。その対策のため、湾岸署は高度なセキュリティシステムが導入された新湾岸署へ移転することとなった。 その引っ越しを一任されたのは、強行犯係係長に昇進した刑事・青島俊作(織田裕二)だった。青島係長率いる強行犯係には、“女青島”と呼ばれる篠原夏美(内田有紀)、念願の刑事になった緒方薫(甲本雅裕)、PCにしか興味を示さない栗山孝治(川野直輝)、中国からの研修生の王明才(滝藤賢一)、そして、今や長官官房審議官にまで出世した室井慎次(柳葉敏郎)警視監によって湾岸署に配属された新人刑事の和久伸次郎(伊藤淳史)がいた。 やる気を見せない部下や、やる気が空回りしている部下たちと共に引越し作業に取り組む中、湾岸署管内で次々と事件が発生する!金庫破りやバスジャック。そして引越し作業の混乱の中、湾岸署から青島や恩田すみれ(深津絵里)らの拳銃が3丁盗まれ、連続殺人事件へと発展していく。 <映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」(2012年)あらすじ> 国際環境エネルギーサミット会場で誘拐事件が起こり、その後被害者が殺された状態で発見される。 殺害に使われたのは、警察が押収した拳銃だった。捜査を担当することになった湾岸署だったが、青島俊作(織田裕二)ら捜査員には情報がまったく開示されない方針が決定。そんな中、第2の殺人が起き、続く第3の事件では真下正義(ユースケ・サンタマリア)の息子が誘拐されてしまう。