【久保田×ご当地グルメ】至高のペアリング体験で楽しくほろ酔い…全国旅行気分をお手軽に味わえる“絶品の組み合わせ”ベスト6
【3.長野】おやき×久保田 純米大吟醸
「おやき」は、長野県のご当地グルメで有名でしょう。小麦粉とそば粉を水で練ってのばした皮で野菜などの餡を包んで焼いた、伝統的な料理です。代表的な具材は野沢菜ですが、茄子やきのこ、かぼちゃなどの野菜を味噌や醤油で味付けしたものや、あんこ、さつまいもなどの甘い具材も。 そしてファンが絶賛するおやきとの組み合わせは「久保田 純米大吟醸」でした。「具材よりも具を包む皮と純米大吟醸の相性が良い。野沢菜の少ししょっぱめの汁が、純米大吟醸の甘さを引き立てている」という声が挙がっています。 しかしながら、この純米大吟醸、実はカカオ72%のチョコレートや、ヨーグルト、フルーツとも相性が良いそうです。そのため、どちらかというと おかず寄りのおやきとのペアリングは新しいかもしれません……!騙されたと思ってやってみてほしいです。今回体験した6つの中で個人的には一番でした。 なお、純米大吟醸のアロマのような華やかな香りは、単体でも楽しめること間違いなし。デトックスウォーターのようなさらさらとした飲みやすさがあり、常飲したくなるほどでした。ほかのペアリングも探してみたいです。
【4.兵庫】イカナゴのくぎ煮×久保田 千寿
兵庫県からは「イカナゴのくぎ煮」をピックアップ。こちらは、生のイカナゴをしょうゆ、砂糖、生姜などで甘辛く煮た佃煮で、瀬戸内地域の伝統料理です。煮上がったイカナゴは釘のような形をしており、「くぎ煮」という名前がついたと言われています。 そんなイカナゴのくぎ煮に対し、ファンが太鼓判を押す組み合わせは、「久保田 千寿」。ぴーなっつ最中以来の再登場ですね。千寿のドライであっさりした味わいが、イカナゴの味わいを引き締めます。噛みしめるほど甘辛さが溢れるイカナゴを、くいっと千寿で整える。このサイクルがたまりません……!無限ループできます。
【5.山口】笠戸ひらめ×久保田 碧寿
続いてのご当地グルメは「笠戸ひらめ」。山口県東南部に位置する下松市の笠戸島で養殖されているブランドひらめです。このひらめ、夏みかんの搾り汁を餌にして育っているそうで、柑橘系の微かな味わいや香りが感じられるのが特徴。また、艶やかな身も夏みかんの影響なんだとか。 笠戸ひらめに合うお酒は「久保田 碧寿」です。碧寿は、山廃仕込みという古くからの製法で造られており、どっしりとした旨みが味わえます。どっしりと聞くと重たい印象を受けるかもしれませんが、ちょっぴり爽やかさも垣間見えるので、ちゃんと飲みやすい。 最初はコリコリとした食感&淡白な味わいですが、噛むほどねっとりとした食感へと移り変わる笠戸ひらめ。最後はやや熟成感のある強い旨味が楽しめました。この旨味が碧寿の味わいと調和し、バランスよくマッチするのです。