カープが巨人に一矢!一気に逆転の8回の集中打に大矢氏「コンパクトなスイングが見事に実ったこの連打でした」とアッパレ
広島が巨人に逆転勝利。この日敗れたDeNAに代わり、1日にして3位に座を射止めた。 広島先発のアドゥワ誠は初回から岡本和真のタイムリーで先制されると、5回には浅野翔吾、6回には投手の横川凱にもタイムリーを浴び計3失点。広島打線も6回、秋山翔吾のタイムリーで1点を返すも、8回に内野安打の間に1点を追加される嫌な流れとなる。 しかし8回、代わったカイル・ケラーから二死一・三塁のチャンスを作ると、再び秋山翔吾がタイムリーで2点差とした。さらに代わった高梨雄平から、小園海斗がライトへ同点打を放つと、続く二死一・三塁でこの回3人目の船迫大雅から末包昇大がレフトへ落とす逆転のタイムリーで試合を決めた。 広島の8回の集中打に対し、21日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演し大矢明彦氏は「8回の攻撃はツーアウトからになりましたけども、本当に1人1人が単打単打でつないでいきましたよね。バッターがもう繋ごう繋ごうとしてね、コンパクトなスイングが見事に実ったこの連打でしたね。なかなかツーアウトからこうやって続けてヒットが出たり、得点に繋がるってのは少ないんですけども、見事でした」と久々に線となった打線を称えていた。 苦しんでいた広島はここから再び上昇気流に乗れるのか。混戦セ・リーグのドラマはまだ終わらない。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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