「1人で投げ抜こうと思った」“ハマのエース”東克樹が完封勝利! 最多タイの横浜スタジアム11 連勝の要因は…?
上位進出を目指す中日ドラゴンズの前に、”ハマのエース”が立ちはだかった。横浜DeNAベイスターズのエース・東克樹が10日の中日戦に先発登板し、9回7安打8奪三振無四球の投球内容で、見事な完封勝利。山本祐大とのバッテリーで中日打線をシャットアウトした。
中10日の間隔を空けたため、休養は十分だった。序盤から伸びのあるストレート、得意のスライダーをゾーンにまとめ、5回まで許した安打はわずか3本。5回終了時に一時6分間の降雨中断もあったが、その後も崩れることはなかった。 最終回には2死、一、三塁のピンチを迎えたものの、最後は石橋康太を空振り三振に抑え、3-0でゲームセット。自己最多を更新する124球の熱投だった。 この勝利で、東は今季無傷の8連勝。さらに横浜スタジアムでは11連勝となり、斎藤雅樹氏(元:巨人)に並ぶ最多タイ記録を樹立。 ヒーローインタビューでは、同日の登板について、「昨日リリーフ陣がたくさん投げていたので、今日は僕が1人で投げ抜こうと思いマウンドに上がりました」と語った。また、記録について聞かれると「祐大のおかげです!」と、厚い信頼関係も見せた。 1998年以来のリーグ優勝に向けて、後半戦も投手陣の支柱として腕を振っていく。
ベースボールチャンネル編集部