桑田佳祐も「不届きがすごい」とあきれた伝説のロック・スターとは 下ネタ的エピソード連発の自伝の中身
常にキースの頭の中にいたグレッグ・レイクやカール・パーマーをはじめ、数多くのミュージシャンが追悼のコメントを寄せた。 なお、彼の音楽を知らず、ここまでのエピソードだけで判断すると、とてつもなく不真面目な不届き者と思われるかもしれない(筆者のせいである)。しかし、当然ながら音楽に対しては非常に真面目で、2010年、筆者がインタビューした際には、時代や国境を超えて聴き継がれる音楽の条件、といったテーマに正面から答えてくれていた。曲を作る際に、「頭の中で歌っている声はいつもグレッグ・レイクだ」という言葉が印象的だった。
デイリー新潮編集部
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