ハイメ・ムンギア、カネロ・アルバレスがジョン・ライダーに苦戦した理由を分析 | ボクシング
5月5日、スーパーミドル級のハイメ・ムンギアが絶対王者カネロ・アルバレスに挑戦する。
ハイメ・ムンギアのキャリア最大の試合が日本時間5月5日に控えている。階級を上げたムンギアが狙い続けてきた絶対王者サウル "カネロ" アルバレスに挑む。この試合はDAZNからPPV方式で生中継される。 キャリア無敗を誇るムンギア(43戦43勝34KO)だが、これまでアルバレスのような輝かしい経歴を誇るレジェンドファイターには遭遇していない。だが、この2人のファイターはともに過去12カ月の間にジョン・ライダーとの対戦経験がある。 ムンギアは今年1月の対戦でライダーを9ラウンドで下した。一方アルバレスは昨年5月に「ゴリラ」の異名を持つライダーをユナニマスデシジョンで下したものの、そのパフォーマンスには批判の声も挙がった。 DAZNでのインタビューでムンギアは、メキシコを代表するファイターがベテラン英国人との戦いで苦しんだ理由について見解を述べた。 「カネロにとっては良くない夜だったのかもしれない。実際何が起こっていたかは定かでないけれどね」とムンギアは述べている。 「(試合会場だった)グアダラハラの標高が影響したのかもしれない。けど具体的な原因は分からないね」 「試合後半になると疲労が見えた、そのタイミングでライダーはカネロに強烈なパンチを放ち始めた」 「それでも私はカネロがその戦いを見事にコントロールしていたと考えている。彼は自身の経験とこれまでに学んだ技術を存分に活かしていた」
Matt Astbury