ウクライナを下したアルゼンチンが2位で決勝トーナメント進出!【パリ五輪】
パリ・オリンピック(五輪)グループB最終節のU-23ウクライナ代表vsU-23アルゼンチン代表が30日に行われ、0-2でアルゼンチンが勝利した。 全チームが勝ち点3で並ぶグループBで2位に位置するウクライナは、数的不利ながら劇的勝利を飾ったU-23モロッコ戦のスタメンから出場停止のサリュクをタロヴェロフに変更した以外は同じメンバーを採用した。 一方、首位に立つアルゼンチンは、快勝したU-23イラク代表戦からスタメンを3人変更。ベルトランやエッセ、ホアキン・ガルシアに代えてゴンドウ、ジュリアーノ・シメオネ、ルハンをスタメンで起用。2トップにアルバレスとゴンドウを据えた[4-4-2]の布陣で試合に臨んだ。 立ち上がりから地力で勝るアルゼンチンが主導権を握ったが、ウクライナの堅守の前に思うようにシュートまで持ち込めないまま時間が経過。 キックオフから30分を過ぎても枠内シュートを打つことができない、拮抗した展開が続くなか、アルゼンチンは42分にカウンターからチャンス。ドリブルで持ち上がったアルマダのラストパスからボックス左中央まで駆け上がったアルバレスがダイレクトシュートを放ったが、これはわずかに枠の左に逸れた。 さらに44分には、相手GKのミスパスを敵陣でカットしたゴンドウがアルバレスとのワンツーでゴール前に抜け出すも、シュートはGKフェシュンの好セーブに防がれた。 ゴールレスで迎えた後半は、開始早々にスコアが動く。47分、中盤でボールを受けたアルマダがドリブルで持ち上がると、ペナルティアーク左手前からコントロールショットをゴール右に突き刺した。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。そんななか、ウクライナが74分にチャンスを迎える。フェドルのロングパスをボックス内に侵入したクリスキフが落とすと、ボックス中央右で拾ったクラスノピルがカットインからシュート。しかし、これは相手DFのブロックに阻まれた。 このまま試合終了かと思われたが、アルゼンチンは91分、ゼノンがボックス手前からシュートを放つと、GKフェシュンが弾いたボールをエチェヴェリがゴール右隅に流し込み、試合を決定づける2点目を奪った。 結局、試合はそのまま0-2でアルゼンチンが勝利。モロッコと勝ち点、得失点差、総得点で並んだアルゼンチンは、当該チーム同士の対戦における勝ち点で2位通過となった。 U-23ウクライナ代表 0-2 U-23アルゼンチン代表 【U-23アルゼンチン】 ティアゴ・アルマダ(後2) クラウディオ・エチェヴェリ(後46)
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