無病息災や五穀豊穣を願う 正月の「下げ紙」作り【新潟・佐渡市】
正月に神棚に下げる「下げ紙」作りの講習会が佐渡市で開かれました。 「下げ紙」は、無病息災や五穀豊穣などを願って正月に神棚に下げる切り紙で、佐渡には北前船で伝わったと言われています。 講師の切り絵作家が切り方のポイントを説明すると、参加者らはさっそく干支のヘビなど縁起のいい絵柄を選び、和紙を重ねて切り取っていきました。細かな曲線など途中苦戦しながらも、早い人は1時間ほどで完成しました。 【動画】無病息災や五穀豊穣を願う 正月の「下げ紙」作り【新潟・佐渡市】 ■参加者 「世界遺産に登録されましたので、いっぱい人が来てくれて佐渡は良かったなと帰ってくれる願いも込めました。」 「今年は災害が多かったので、来年は地震とかないように穏やかに暮らしたいと思います。」 18日作った「下げ紙」は、自宅に飾るほか親戚や友人にも配られるということです。