「マグニチュード7クラスにも対応できる備えを」26日の地震受けて専門家が警告 石川県西方沖地震で福井は最大震度4
福井テレビ
26日夜遅く、福井県内でも最大震度4を観測する地震がありました。この地震で県内に被害はありませんでしたが、今後について、地震の専門家に見解を聞きました。 26日午後10時47分、石川県西方沖を震源とする最大震度5弱の地震が発生し、福井県内では福井市と越前町で震度4、その他、震度2から3の揺れを観測しました。 地震学が専門の福井高専・岡本拓夫名誉教授に、今後について話を聞きました。 岡本名誉教授: 「地震の要因は元日の能登半島地震の影響で断層がずれ、その断層の周りに影響を及ぼした。最大余震が1年後に起きた例もある。断層運動は数千年に1回なので、約1年後は瞬間的に大きい余震が直後に起こったというイメージ。もしくは、誘発地震が直後に起こったと思っていい。福井でマグニチュード7クラスが起こっても対応できるような備えをしてほしい」 県によりますと、26日の地震による県内の被害情報は入っていないということです。
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