東京ヤクルトスワローズ・村上頌樹(C)産経新聞社

4月19日、プロ野球の公式戦6試合が行われた。 ヤクルト[4-3]DeNA 阪神[7-0]中日 広島[0-0]巨人 日本ハム[4-3]ロッテ 西武[5-4]楽天 ソフトバンク[9-7]オリックス 東京ヤクルトスワローズが逆転勝ちで2連勝。ヤクルトは3-2の6回、オスナの4号ソロで同点に追いつくと、8回には村上宗隆の3号ソロで逆転に成功した。投げては3番手の大西広樹が今季初勝利。横浜DeNAベイスターズは牧秀悟が2安打3打点を挙げるも、投手陣が粘り切れなかった。 阪神タイガースが引き分けを挟んで4連勝。阪神は2回、木浪聖也のタイムリーなどで2点を先制。その後も森下翔太の4号ソロ、大山悠輔の1号ソロなどで追加点を挙げた。先発の青柳晃洋は6回無失点の好投で今季初勝利を手にした。中日ドラゴンズは先発のメヒアが4回4失点と試合を作れず、2連敗。 広島東洋カープ対読売ジャイアンツの一戦は、延長12回の末に両軍無得点のまま引き分けとなった。広島の先発・九里亜蓮は6回2安打無失点、巨人の先発・戸郷翔征は7回4安打無失点と好投。その後も両チームのリリーフ陣が得点を許さず、スコアレスドローに終わった。 北海道日本ハムファイターズがサヨナラ勝ち。日本ハムは2点を追う7回、レイエスの2号ソロなどで試合を振り出しに戻す。3-3のまま迎えた9回には、清宮幸太郎の今季初安打などでチャンスを作ると、最後は加藤豪将が押し出しの四球を選びサヨナラ勝ちを収めた。3番手で1回無失点の金村尚真が今季初勝利。千葉ロッテマリーンズは終盤までリードするも、リリーフ陣がリードを守れなかった。 埼玉西武ライオンズが序盤のリードを守り抜き、連敗を7で止めた。西武は初回、岸潤一郎の2号ソロなどで3点を先制すると、3回にはアギラーのタイムリーなどで2点を追加。投げては先発の今井達也が7回5安打1失点、9奪三振の好投で今季2勝目を挙げた。東北楽天ゴールデンイーグルスは終盤、岡島豪郎の1号3ランなどで追い上げたが、序盤の失点が痛かった。 福岡ソフトバンクホークスが打撃戦を制した。ソフトバンクは初回、山川穂高のタイムリーなどで2点を先制すると、その後も近藤健介の3号2ラン、山川の4号3ランなどで追加点を挙げた。4番手で1回無失点の津森宥紀が、今季3勝目を挙げた。オリックス・バファローズは頓宮裕真の3号ソロ、セデーニョの5号2ランなどで一時はリードも、先発の山下舜平大が誤算だった。