現状「3着」のスーツがあるのに「新しく2着欲しい」と話す夫。新調するにしても「年1枚」で十分ですよね?
仕事でスーツを日常的に着用する場合、ローテーションするために何着かスーツを所有しておく必要があります。その際に、何着スーツを持っておくとよいのか、気になる方もいるでしょう。 そこで本記事では、スーツの一般的な所有枚数や購入頻度、スーツの買い替えを検討する基準を解説します。
スーツの所有枚数や購入頻度
マイボイスコム株式会社が実施したアンケートによると、スーツの一般的な所有枚数は「2~3着」が38.3.%、「4~5着」が17.4%となっています。 スーツの購入頻度に関しては、「2~3年に1回程度」が17.0%、「年に1回程度」が9.2%となっているようです。 一般的にスーツは週に1回のクリーニングが推奨されています。そのため、すでに3着持っている場合、週1回のクリーニングをしてローテーションすれば、買い替えなくてもよい場合もあるでしょう。
スーツの買い替えをする際の判断基準
スーツはシャツなどに比べると生地が分厚く丈夫なイメージがありますが、当然ながら寿命があります。寿命が近づくと、スーツを新しく購入することを検討しましょう。 ここからは、スーツを購入する際の判断基準についてご紹介します。 ■生地がテカリ出したら買い替えを検討する 同じスーツを何度も続けて使用していると、生地に負荷がかかり繊維が潰れてテカリがでる可能性があります。例えば、デスクワークが多い方はお尻のあたり、外回りが多い方は内股部分がテカリやすいでしょう。 1度生地にテカリが出ると、ブラッシングやスチームアイロンでお手入れしても元に戻りにくい場合があります。お手入れしてもテカリがおさえられない場合が寿命が近づいているサインのため、買い替えを検討しましょう。 ■シワが戻りにくくなったら買い替えを検討する スーツは基本的に、ハンガーにかけておくかアイロンをかけることで簡単にシワを伸ばせます。しかし、ハンガーにかけておいてもアイロンをかけてもシワが元に戻らない場合は、寿命が近づいていると考えてよいでしょう。 生地がくたびれてしまっているため、張りがなくなり元通りになりにくくなっている状態です。そのため、スーツの買い替えを検討しましょう。 ■糸のほつれや型崩れがあれば買い替えを検討する スーツの寿命が近づくと、糸がほつれたりボタンが取れたりする場合があります。ボタンが取れた程度であれば、縫い直せばよいですが、ほつれがひどくなってくると修復ができなくなってしまいます。 また、肘や膝は着ている人の力が加わりやすいため、型崩れを起こしやすい場所です。長く着用していると、型崩れはどうしても起きてしまい、1度型が崩れると修復は困難となるでしょう。 ■自分の体型にフィットしなくなったら買い替えを検討する 購入してから月日が経過するにつれて自分の体型も太ったり痩せたり変化する可能性があります。多少の変化ならお直しで自分の体型にあったサイズに直せますが、極端に太ったり痩せたりした場合は買い替えを検討しましょう。