ソラシド、営業黒字4期ぶり=24年3月期
ソラシドエア(SNJ/6J)が5月29日に発表した2024年3月期決算(非連結)は、純利益が前年同期比2.27倍の15億5300万円で、2期連続の最終黒字となった。本業のもうけを示す営業損益は、2020年3月期以来4期ぶりに黒字転換した。 営業収入は前年同期比29.0%増の499億4200万円、営業損益は17億6900万円の黒字(同4億6500万円の赤字)、経常損益は15億1900万円の黒字(同3億600万円の赤字)となった。 営業費用は23.0%増の481億7200万円で、このうち事業費は22.6%増の434億500万円、販売費及び一般管理費は26.7%増の47億6600万円だった。 2025年3月期の業績見通しは、営業収入547億円(24年3月期比47億5800万円増)、営業利益23億円(5億3100万円増)、経常利益18億円(2億8100万円増)、営業利益率4.2%(0.7ポイント上昇)を見込む。ソラシドは、コロナ後初の業績予想となった2023年5月29日発表の2024年3月期の見通しから、純利益の開示を見送っている。
Yusuke KOHASE