「コブラ」や「ゴールデンカムイ」札幌市主催のマンガ展では「実験」も…その狙いは?札幌・白い恋人パーク
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北海道ゆかりのマンガを集めた展示会が札幌で開かれています。実は、数多くのマンガ家を輩出している北海道。「マンガ博物館」を設立しようという動きもあるんです。 SFマンガの金字塔『コブラ』に…北海道が舞台の人気マンガ『ゴールデンカムイ』も。 1920年代から始まる巨大な年表には北海道ゆかりの漫画家の作品名がずらりと並んでいます。札幌・西区の白い恋人パークで開かれているマンガ展。いま話題のマンガの原画や、テーマごとに作品を並べたライブラリーコーナーがファンを出迎えてくれます。
森唯菜アナウンサー) 「『すすむ』のテーマの中にもいろいろキーワードがありますよ。『成長したい』。読んだら成長できるでしょうか」 ブルーピリオド展など札幌市が主催したこのマンガ展。ある「実験」を兼ねているんだそうです。 札幌市まちづくり政策局 浅野隆夫プロジェクト担当部長) 「札幌市として漫画を街をよくするために活用するにはどうしたらいいのか。みんながこれならいいねと思えるような形を、いま模索している」
市などによりますと、北海道ゆかりの漫画家は352人。都道府県別では全国4位の多さなんです。マンガ大国ともいえる道内にマンガ博物館の設立をー。少女漫画の名作『あさきゆめみし』などで知られる大和和紀さんらが中心となり、札幌市に提案してきました。大和さんらがモデルとするのは日本初のマンガ博物館として2006年に開館した「京都国際マンガミュージアム」。およそ30万冊を所蔵し、マンガの歴史などの展示会を開くなど、国内外から年間30万人が訪れる人気スポットです。札幌にマンガ博物館ができる可能性はあるのでしょうか。
市の担当者は。 札幌市まちづくり政策局 浅野隆夫プロジェクト担当部長) 「マンガの良さって本当にいろいろな人が語ってると思う。札幌の街にとってどういう形が本当に相応しい形なのかは見極めていく必要があると思っている」
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