「処分、軽いと思う」「説明足りない」 武田良太元総務大臣の地元 有権者から厳しい声 自民党裏金事件
自民党の裏金事件をめぐって1年間の役職停止処分となった武田良太元総務大臣。有権者はどう感じたのか。処分発表から一夜明けた5日、武田氏の地元、衆議院福岡11区を訪ねた。 【写真で見る】田川市で有権者に今回の処分について聞く~自民党の裏金事件~
5年間で1926万円を記載せず
派閥の裏金事件をめぐって自民党は4日、関係議員39人の処分を発表した。このうち二階派で事務総長を経験した武田良太元総務大臣は、1年間の「党の役職停止」の処分を受けた。武田氏は、5年間で二階派からの寄付金1926万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことを認めた一方で、自らの関与は否定している。
福岡11区 有権者は
武田氏の地元は、福岡11区。田川市や行橋市、大任町など福岡県東部の15市町村が選挙区だ。このうち田川市で有権者に今回の処分について聞いた。 有権者 「処分が軽いか重いかでいったら軽いほうなのかなと思う。ちゃんとした説明はほしいところではあります」 有権者 「処分が軽いんじゃないかなと思う。説明は足りないんじゃないかな」 有権者 「国会の場でもはっきり説明してないですよね。知らぬ存ぜぬでみんな来てるけど、やっぱりちゃんとね、説明してほしいと思います」 有権者 「全体的に軽いですよね、あれだけのことを起こしておいて。ほとぼりが冷めるまでみたいなそんな感じで」 武田良太氏は、有権者の声にどうこたえるのか、説明責任が求められている。