完封惜しかった…1軍復帰狙う巨人190センチ左腕のダイナミックな投球が復活
◆イースタン・リーグ 巨人2×―1日本ハム(7日・ジャイアンツ) 巨人・横川凱投手(23)が7日、イースタン・リーグの日本ハム戦(G球場)に先発し、9回途中4安打1失点と好投した。1点リードの9回に先頭の阪口に初球のカーブを右翼席へ運ばれる同点ソロを浴びたが、完封まであと一歩の快投を披露。「絶対9回まで投げるという気持ちでマウンドに上がっていました。最後の最後で打たれたのは反省だけど、次は最後まで投げきれるように頑張りたい」と言い切った。 前回5月31日の同DeNA戦(横須賀)では3回3安打1失点で敗戦投手になるなど、不安定な投球が続いていた。「1軍に行きたい気持ちがある中で、丁寧に投げようとし過ぎていた。思い切って強い球を投げることをテーマに1週間過ごしました」。遠投を取り入れて190センチの体を大きく使うことを意識した結果、ダイナミックな投球が復活。140キロ台中盤の直球に、カットボールやフォーク、カーブを自在に操り、日本ハムから8三振を奪った。 6日のロッテ戦(東京D)では1学年下の井上が7回途中3失点で白星。「テレビで見ていて悔しいなと思ったし、1軍で活躍するために自分の力を上げられるように頑張りたい」。1軍に戻るべく、結果を積み重ねていく。 (井上 信太郎)
報知新聞社