【イギリス総選挙2024】 選挙戦開始で各党の党首、早くも国内各地へ
© BBC News
イギリスのリシ・スーナク首相が総選挙の実施を発表した翌日の23日、各党の党首は早くも国内各地を回り、支持を呼びかけた。総選挙は7月4日に行われる。 与党・保守党党首のスーナク首相は1日でイングランド、スコットランド、ウェールズを一気に回った。 イングランド中部ダービシャーの配送センターで首相は、経済の安定を実現する「明確な計画」があると強調した。 最大野党・労働党のキア・スターマー党首はイングランド南東部ケントのジリンガム・フットボール・クラブを訪れ、労働党への一票は「ページをめくるための一票」だとし、政権交代の必要性を訴えた。 自由民主党のエド・デイヴィー党首は、イングランド南西部グロスタシャーを訪れ、国民が「公平な扱い」を受ける仕組みが必要だと訴えた。 スコットランド・エディンバラでは、スコットランド国民党(SNP)の新党首になったばかりのジョン・スウィニー氏が有権者に「自分たちの声を確実に届けよう」と呼びかけた。 スウィニー党首は、保守党と労働党はお互いの信用失墜のために激しくやりあうだろうが、自分がこれから激しく闘うのはあくまでもスコットランドのためだと述べた。 BBCのクリス・メイソン政治編集長が報告する。
© BBC News