【NFL】FAで獲得したRBジェイコブスとSマッキニーの活躍で49ersを下し8勝3敗のパッカーズ
グリーンベイ・パッカーズのジェネラルマネージャー(GM)ブライアン・グーテクンストがオフシーズンに獲得したセイフティ(S)ゼイビア・マッキニーとランニングバック(RB)ジョシュ・ジェイコブス。この2人の補強が、8勝3敗のチームの原動力となっている。
現地24日(日)にジェイコブスとマッキニーは、クオーターバック(QB)ブロック・パーディを欠いたサンフランシスコ・49ersとの試合でチームを38対10の圧勝に導いた。ジェイコブスは26回のキャリーで106ヤードを獲得し、タッチダウン3回を記録。一方のマッキニーは、今シーズン7回目のインターセプトを達成し、デトロイト・ライオンズのSカービー・ジョセフと並ぶNFL最多タイの記録となった。
ノーズタックル(NT)ケニー・クラークは、チーム公式サイトを通じてマッキニーとジェイコブスについて次のように話している。
「彼らはこのチームを引っ張ってくれている。シーズンを通して素晴らしい仕事をしている2人だ。ジョシュの活躍は驚異的で、ジャンプカットとは、ランニングバックとしてのスキルは群を抜いている。X(マッキニーの愛称)もまた、シーズンを通じて圧倒的なパフォーマンスを見せている」
「まさに俺たちが必要としていた最高の戦力だ」
ともにアラバマ大学出身のジェイコブスとマッキニーは、今シーズンのパッカーズをけん引する中心的存在だ。ジェイコブスは多彩なオフェンスを動かすエンジンとして、マッキニーは相手の得点チャンスを阻止するディフェンスの要として機能している。
「2人でここに来ることを話し合ったわけではなかったけど、結果的にそうなった」とマッキニーは語る。
「ここに来てからはもちろん話をして、また同じチームになれたことを喜び合ったよ。彼がどんな選手か知っているし、同じ価値観を持っている。個人的に知っている選手と一緒にプレーできるのは楽しい」
ニューヨーク・ジャイアンツで4シーズンを過ごした後、4年6,700万ドル(約103億2,068万円)の契約でパッカーズに加入したマッキニーは、肩の負傷で欠場したパーディの代役を務めた49ersのバックアップQBブランドン・アレンが投げたパスをインターセプトして、26ヤード地点までリターンした。このプレーは後半に49ersに強いた3つのターンオーバーの最初の1つであり、パッカーズはこれらのターンオーバーを活かして21得点を挙げ、大差をつける展開となった。