【NFL】FAで獲得したRBジェイコブスとSマッキニーの活躍で49ersを下し8勝3敗のパッカーズ
「こういうプレーをするためにここに来た」とマッキニーは自身のインターセプトについて話している。
「重要な場面でビッグプレーを決めるのが自分の役目で、そのためにこのチームに呼ばれた。守備コーディネーター(DC)のジェフ・ハフリーの素晴らしいコール、そしてみんながそれぞれの役割を果たしてくれたおかげで、あのプレーを決めることができた」
一方、ジェイコブスはRBアーロン・ジョーンズがチームを去った後の穴を難なく埋める活躍を見せている。この試合で記録した3つのラッシングTDは、自身のキャリアで3度目の快挙であり、パッカーズの選手としては2019年のジョーンズ以来の偉業だ。さらに、ジェイコブスは現在、7試合連続でスクリメージヤード90ヤード以上を記録しており、この数字はNFLで最長の現役記録となっている。また、2014-年シーズンに10試合連続で90ヤード以上をマークしたRBエディ・レイシー以来、パッカーズの選手として7試合以上連続でこの記録を達成した初の選手となった。
5シーズンをラスベガス・レイダースで過ごした後、4年4,800万ドル(約73億8,720万円)の契約でパッカーズに移籍したジェイコブスは、個人の活躍以上にチームの勝利を最優先に考えている。
「キャリアの中であまり勝利を経験してこなかったから、何かを決める上でそれが重要なポイントだった」とジェイコブスは言う。
「このチームの選手たちのハングリー精神や、日々のプロ意識がどれほど高いか、そしてこのゲームにどれだけ真剣に向き合っているかを見ていると、自分も全力を尽くしたいという気持ちになる」
この勝利によりパッカーズはシーズン8勝3敗となり、最初の11試合の成績としては、13勝4敗でNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の第1シードを獲得した2021年以来の最高記録を達成。しかしながら、同日にデトロイト・ライオンズ(10勝1敗)とミネソタ・バイキングス(9勝2敗)も勝利を収めたため、パッカーズはいまだNFC北地区で3位にとどまっている。