色とりどり、大輪華やか 八戸で「菊まつり」
八戸市民の花である菊に親しむ「第53回はちのへ菊まつり」が1日、市庁前市民広場などで始まった。八戸発祥で拳のように盛り上がった花弁が特徴の「奥州菊」など大小さまざまな鉢や盆栽約350点が来場者を楽しませている。4日まで。 市と「八戸市を緑にする会」の主催。会場には、愛好家でつくる八戸菊花会の会員や市内の小学生らの作品がずらり。来場者は華麗に咲き誇る菊の花々に見入っていた。 優美な花の着物をまとう菊人形も見どころ。満月の夜に和歌を詠む藤原道長を、後ろから見守る紫式部を表現した。会場には、キッチンカーなども出店している。 入場無料。展示は午前9時半~午後5時(最終日は同4時)
デーリー東北新聞社