スマホ料金「最激戦区の30GBプラン」を比較 ahamoショックにUQ mobileやY!mobileも追随でどこがお得に?
結局オススメはどれ?
筆者があまりスマホに詳しくない友人に勧めるとするなら、初めにahamo、LINEMOかUQ mobileを提案するでしょう。ざっくりですが、かけ放題が5分で足りないならUQ mobile、海外によく行くならahamo、通信品質にこだわるならLINEMO、といったところでしょうか。 一方、ITmedia Mobileの読者はリテラシーが高めの人が多いと思いますが、その場合は昼と夕方の通信速度低下がネックの日本通信や、通信品質が万全ではない楽天モバイルなどでもうまく使いこなせるでしょう。povo2.0の360GB(365日間)のトッピングで、実質月額2200円で運用するのも案の1つです。 筆者自身のデータ使用量は月5GB程度ですが、もし月30GB使うならLINEMOを選ぶと思います。同じ料金のahamoは「海外でも使える」「容量超過後の最大1Mbpsでの通信量に制限がない」ので悩みましたが、筆者の自宅やオフィス周辺はソフトバンク回線の通信環境がよいのでLINEMOの方が安心です。また、dアカウントに苦手意識があり、ドコモのサービスをメインで使いたくないという個人的な事情もあります。 他にも、日本通信とpovo2.0の組み合わせも考えました。メイン回線は日本通信の合理的50GBプランにし、昼や夕方の速度低下に我慢できないときは副回線のpovo2.0に切り替える、というやり方です。povo2.0では11月19日からローソン来店者に無料で0.1GB(最大で月10回、合計1GB)進呈するサービスを開始しました。また、ローソンのお買物券500円分とデータ追加0.3GB(24時間)が税込み500円で買えるトッピングも選べます。これらのトッピングをうまく活用すれば、副回線の維持費はほぼ無料に抑えるのでは、と思いました。 ただ、どちらもデータ容量は即時適用されて有効期限は24時間です。自分でチャージするタイミングを選べないため、この方法は使えません。通常のトッピングを買ってもよいのですが、それならLINEMOの方が管理するのが楽だなと思い、断念しました。 以上、月30GBの料金比較でした。ahamoをきっかけに多くのキャリアが料金据え置きで20GBから30GBに増量し、消費者にとっては大きなメリットとなりました。 ただし、月30GBのプランは選択肢が多く、各社の特徴もさまざまです。選ぶ際にはまずは自分の使用スタイルや、重視するポイントをしっかりと把握することが重要です。 著者プロフィール シムラボ 「シムラボ」は、スマホ料金や端末に関するお役立ち情報を発信する個人サイトです。Y!mobileに乗り換えたことをきっかけに格安SIMのよさに気付き、今では主要な格安SIMは全て契約してレビューしています。モットーは「自分に合うものを、より安く」。 ・Twitter(現X):@simlabo_jp ・サイト:https://www.simlabo.jp/
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