宇都宮の成人式で配布するリーフレット 出席する学生がデザイン手がける
来年1月に成人式を迎える、宇都宮メディア・アーツ専門学校(宇都宮市中央1)ビジュアルデザイン科2年の本多瑞希さんが表紙デザインを手がけた「令和7年宇都宮市 二十歳を祝う成人のつどい」のリーフレットが、この度、完成した。(宇都宮経済新聞) 【写真】教育長に報告する山田さん(左)と本多さん 宇都宮市は2025年1月12日、中学校の学区ごとに10時と14時からの2部制とし、宇都宮市内の8会場に分散して成人式を開催する。リーフレットは同式典の参加者へ配布する。宇都宮市で対象となる、20歳を迎える成人は4951人。 12月17日、宇都宮市教育委員会の小堀茂雄教育長に対してリーフレットの完成報告会が行われ、同校から教務部の山田有宏部長と本多さんが出席した。 冊子はA5 サイズで、見開き6ページ。赤、黒、金の色を基調とし、冊子全体のデザインも本多さんが手がけた。本多さんは「20歳の門出ということで、めでたさを強調させるために赤をメインカラーとしたデザインにした。全体を和のテイストで統一し、色数を絞り、見やすくなるよう心がけた」と振り返る。 宇都宮市教育委員会事務局生涯学習課の千葉水望さんは「毎年、『成人のつどい』のプログラムは、その年度に20歳を迎える人にデザインを依頼している。今回は、結果として4年ぶりに宇都宮市出身の本多さんとなった。宇都宮市の郷土玩具である『きぶな』などのモチーフを取り入れ、宇都宮に対する思いが感じられる。当日、参加者の皆さまに渡すのが楽しみ」と話す。 発行部数は5000部。
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