オフィスに夏ワンピ、甘さ封じる着こなしで涼しく テイラー・スウィフトもお手本に
連載《ファッションハック》Vol.31
1枚で過ごせる上、意外に風通しのよいワンピースは暑い夏の味方です。オフィスに着ていきやすいスタイリングを覚えれば、お仕事ルックのレパートリーに加えられます。見た目以上に涼しいので、業務効率もアップしそう。常に視線を浴びるセレブリティーはワンピースを自分好みにアレンジする達人ぞろい。今回は彼女たちの街角ルックを通して、夏ワンピースの着こなし方をお伝えします。 【写真はこちら】もっと見る!文章だけでは分からない、お手本になるセレブのコーデ術はココからチェック!
■サマーツイードで上品に ドレープで着映えに深み
ワンピースに特別感をまとわせる最も効果的な方法は極上生地で仕立てることです。面積が広いだけに、テキスタイルの風合いがしっかり出ます。 こういうワンピースで選びたいのは、ボディーに寄り添うシンプルなシルエット。素材の風合いを自然に引き立ててくれます。 ◇お手本ルック1:イタリアのインフルエンサー、キアラ・フェラーニさん イタリアのインフルエンサー、キアラ・フェラーニさんはグレー系の細身ワンピースに身を包みました。 リネンライクなサマーツイードは熱がこもらず、夏でも快適に過ごしやすい生地です。ウエストで絞りを加えて、きれいなドレープを描き出しています。 網タイツを添えて、ほんのりエッジを効かせて。サマーツイード系のワンピースはオフィスでも浮かないから重宝します。
■サファリをフェミニンに 上下のボリューム差で起伏
布地の表情が一様な無地のワンピースはのっぺりして見えがちです。 単調な印象を避けるには、切り替えを施したかのように、上下で起伏や量感に違いを出したタイプが好都合。上半身をコンパクトに整え、腰から下をゆったりといった具合にボリュームをずらせば、優美なシルエットに仕上がります。 ◇お手本ルック2:歌手・俳優、ジェニファー・ロペスさん 歌手・俳優のジェニファー・ロペスさんはウエストから下にティアード(段々の切り替え)を施したワンピースをまとって、ロサンゼルスの街へ。 上半身はシャツ風のすっきりした仕立てで、上下のコントラストがくっきり出ています。全体をベージュ系にまとめたサファリ風のたたずまいが辛めテイストに導いています。 落ち着きが備わっているので、お仕事ルックにもなじみそう。バレエシューズのようなフラットシューズでレディー感を寄り添わせました。