ワラビーズが「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」スプリングボクス戦のスコッド36名を発表。マリカ・コロインベテ(埼玉WK)が復帰。
8月10日に開幕する南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチンの代表チームが競う南半球4か国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ(TRC)」。8月10日と17日に自国で南アフリカと対戦するオーストラリア代表“ワラビーズ”がスコッド36名を1日に発表した。 ジョー・シュミットHCがセレクトしたスコッドはFW19名、BK17名という陣容。現役リーグワンプレーヤーでは唯一、埼玉パナソニックワイルドナイツのWTBマリカ・コロインベテが選出されている。コロインベテは23年W杯以来のスコッド入り。 またパリオリンピックにオーストラリアセブンズ代表として出場したWTBコーリー・トゥール(ブランビーズ)が選ばれた。
ワラビーズで試合出場経験のない0キャップはトゥールを含めて6名。ジョー・シュミットHCは7月のテストマッチでも0キャッププレーヤーを積極的に起用しており、今後を見据えた選手起用の方針が伺える。 なお7月のテストマッチシリーズでキャプテンを務めたFLリアム・ライト(レッズ)は負傷により選考から外れた。 シュミットHCは「コーチ陣と多くの議論を重ねてきましたが、選ばれたメンバーがこれからの2週間近く南アフリカと対戦するというチャレンジを受け入れてくれることを期待しています」と語っている。 ワラビーズはシュミットHCの初陣となった7月のテストマッチでウエールズに2勝、ジョージアに1勝という幸先の良いスタートを切った。 TRCでは8月10日にサンコープ・スタジアム(ブリスベン)、17日にオプタス・スタジアム(パース)で南アフリカ代表“スプリングボクス”と対戦する。その後アルゼンチン、ニュージーランドとタイトルをかけた試合をおこなう。