上田桃子が米男子ツアーのプロアマ戦参加 2年前はプロであること隠し参加も…今年はバレていた
日本で開催される唯一の米国男子ツアー(PGA)、ZOZOチャンピオンシップ開幕を翌日に控えた23日、会場の千葉・習志野CCで行われたプロアマ戦に、女子プロの上田桃子(38)が参加した。主催の「ZOZO」所属とあって、大会の盛り上げに一役買った。 【写真】上田桃子、吉田優利とビッグサイズかき氷の前で2ショット プロアマ戦では、PGAメンバーのサヒス・ティーガラ(米国)らと回った。ティレル・ハットン(英国)らと回った22年大会以来、2年ぶりの参加。その時は最初、ハットンにプロであることを隠し、アマチュアのふりをして参加していた。ただ今回は「私のことを調べてくださっていて『17回も勝ってるんでしょ』って言われました。すごく聴き取りやすい英語でした」と、ラウンド中の会話も弾んだと、笑顔で振り返った。 一方で「よく18ホールを回れたなと思う」というほど、体調不良だったと明かした。約1週間前から不調で、一時は40度を超える発熱に苦しめられたという。幸い、今週の樋口久子・三菱電機レディース(埼玉・武蔵丘GC)は、当初から出場エントリーはしていなかったが、開幕後も連日、ZOZOチャンピオンシップの会場に足を運ぶ予定だ。「ザンダー(シャウフェレ=米国)やミンウー(リー=オーストラリア)のショット、みんなのパットとか、どんな準備をしているかを見たい」と、体の復調と並行して、貪欲に世界トップレベルの選手から吸収したい考えを打ち明けた。【高田文太】