BMSG TRAINEEがZepp Hanedaで大団円、涙と笑顔で描いた未来への想いと感謝
「お互い目指してるものはちょっと違うけど、切磋琢磨して頑張りましょう」
拍手が鳴り止まない中、スポットライトが照らしたのはTAIKI。小学生の頃からフリースタイルバトルに参加し、抜群のグルーヴを備えているTAIKIによるソロダンスパフォーマンスだ。そこからRUI、TAIKI、KANONによる、MAZZEL feat. REIKO「ICE」へと突入し、最後にはREIKOも登場。そのまま4人で去年の『BMSG TRAINEE Showcase 2023』で披露したBE:FIRST「Softly」を、スタンドマイクを使ったパフォーマンスで魅せた。さらには、REIKOの「So Good」にKANONが入った特別バージョンを贈る。メロディもリズムも、歌うことも身体を揺らすことも、生活と同一線上にある二人が繰り広げる音楽はあまりに心地よかった。 中盤は、REN、KAIRI、YUTA、KEITO、KEI、RAIKI、COTA、TAICHI、RYOMA、GOICHIの出番だ。YouTubeにて公開されている「SUPER IDOL」、「Salvia」、「Milli-Billi」のパフォーマンスを披露した。「SUPER IDOL」のRENとGOICHIの出だしから、ここに懸ける気合いと表現力の進化を感じさせた。この日KEITOは足首の骨折のためチェアに座りながらのパフォーマンスとなったが、「Salvia」の自身の歌唱パートに込める精一杯の想いを全員がキャッチしていた。 トレーニーが揃ったMCコーナーでは、たくさんの笑いと名言が生まれた。KANONが「BMSGの曲といえば?」というお題を投げると、KEITOは「Brave Generation」、RAIKIは「KANONさんの新曲(「Make you…」)」、KAIRIは「New Chapter」とアンサー。KANONが考えていた回答は、「SOBER ROCK」だ。全員でサビを大合唱し、「BMSGは実家ワンマンから始まってますから」とKANON(『実家ワンマン』とは、2020年9月にSKY-HIが実家から行った配信ライブ。そこでBMSGの設立が発表された)。 そのまま13人でMAZZEL「CAME TO DANCE」でタオルを振り回し、RAIKI、COTA、TAICHI、RYOMA、GOICHIによる「Boom Boom Back」、YUTA、KEITO、KEI、RAIKI、TAICHI、RYOMAによる「Message」。そして、edhiii boi, RUI,TAIKI「Nightmare」を約2年ぶりにライブで披露。小学校からダンススタジオに通っていたedhiii boiがshoji(s**t kingz)による振付を最高な形で踊りこなす姿を観て、彼の無限のポテンシャルを改めて思い知る。ステージを去る前、edhiii boiは「お互い目指してるものはちょっと違うけど、切磋琢磨して頑張りましょう」とRUI、TAIKIへエールを送った。ちなみに前日は「前夜祭」と称して、edhiii boi、RUI、TAIKI、KANONでもつ鍋を食べにいったそうだ。