AKB48移籍の木崎ゆりあ&卒業する出口陽 SKE48チームS最終公演で新たな決意/愛知
SKE48チームS「RESET」公演が4月21日、SKE48劇場(名古屋市中区栄)で千秋楽を迎えた。大組閣祭りでAKB48チーム4への移籍が発表された木崎ゆりあと、卒業を決意した出口陽が、SKE48劇場に立つ最後の舞台となった。 ■メンバー、ファンにとって特別なラスト公演 現メンバーでのラスト公演とあって、幕開けから気合いの入ったパフォーマンスを披露。各メンバーがチームSへの愛やこれまでの思い出などを語るシーンもあり、ファンにとっても思い入れの深い公演となった。 ラスト1曲を残すのみとなった時には、出口と同期の佐藤実絵子、木崎と同期の須田亜香里と木下有希子、チームSからドラフトで指名された松本慈子もステージにサプライズで登場。公演最後の曲「引っ越しました」の前には、松井珠理奈が「このチームSのことは絶対に忘れないで心の奥にしまっておいて欲しいです」とファンに向けてメッセージ。他のメンバーも松井の言葉に頷きながら、チームSへの愛着と別れの淋しさをそれぞれの表情に滲ませた。
■それぞれの思いを語り、感動のフィナーレへ 公演中に木崎は「今までSKEでやってきたことをこれからも胸を張ってやっていきたいなと思っていますし、向こう(AKB48)でも頑張って行きたいと思いますし、今までの思い出も全部背負って持っていきたいと思います。さよならではなく、いつか帰ってくるので『ただいま』って言ったら『おかえり』って皆さんに言って頂けるようにAKBでも頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました」と、感謝の思いとこれからへの決意をファンに伝えた。 1期生としてSKE48に加入した出口は「本当にこの6年間は嫌なこととか辛いこととかもいっぱいあったんですけど、今思うと楽しかったことばかりです。SKEに入っていなかったら、こんな素敵なメンバーに出会えなったし、こんな素敵なファンの皆さんに出会えることもなかったので、皆に出会えることが出来てよかったです。これからはSKEとしての私は終わってしまいますが、歌手になるという夢に向かって頑張ると決めたので皆さんとはこれでさよならじゃないし、絶対這い上がって皆さんの前に帰ってきたいと思うので、その時は笑顔で会いましょう」とファンとの再会を約束した。 最後は全員で「青空のそばにいて」を歌い、現チームS最後の公演は終幕。 新チームSによる「制服の芽」公演は、4月25日にスタートする。