警報級の大雨になる可能性も…JRは始発以降、計画運休へ 3連休の紅葉シーズンも大荒れか 早くも見ごろを迎えた国立公園大山では
きょうから11月、そして3連休です。 そろそろ迎える紅葉シーズンですが、2日の山陰地方は警報級の大雨に注意が必要で、JRなど公共交通機関にも大きな影響が出る見込みです。 【写真を見る】警報級の大雨になる可能性も…JRは始発以降、計画運休へ 3連休の紅葉シーズンも大荒れか 早くも見ごろを迎えた国立公園大山では 1日、島根県浜田市のイチョウ並木。少しずつ色づき始め、深まる秋を知らせます。 紅葉シーズン本番を前に早くもこの週末見ごろを迎えるのが。 記者 澤田祥太 「国立公園大山にきています。あいにくの天気となってしまいましたが紅葉はこれから見ごろを迎えています」 西日本随一の規模を誇るブナ樹林。 色づき始めたブナの絨毯が広がり里山よりも一足早く今週末から見ごろを迎えます。 あいにくの天気にも関わらず、1日も多くの人が訪れていました。 兵庫県から 「昨日から来てて、温泉というかゆっくり美味しいもの食べて紅葉、奇麗な景色を見てということできました」 松江市から 「雨がね、ちょっと降りそうなんででも楽しみにしてましたけん」 「楽しいですよ!そうそう。色々な色が楽しめて、良いと思います。」 大山観光局 足立朋子さん 「いま、紅葉がとてもきれいなのでちょうどご覧いただくには良いと思います。この連休は天気があまりよくないようなんですけれども天気のいい日を狙って、是非おでかけいただければと思います」 いよいよスタートする3連休。気になるのはその天気ですが… 記者 安松裕一 「鳥取市では午後から雨足が強くなってきました」 前線や低気圧に向かって、台風21号を起源とする暖かく湿った空気が流れ込むため、連休序盤は山陰各地で大雨となる見込みです。 気象台によると、島根県では2日朝から昼過ぎにかけて、鳥取県では昼前から昼過ぎにかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。 雨雲が予想以上に発達した場合、2日は警報級の大雨になる可能性もあるといいます。 2日の1時間降水量は多いところで 山陰両県とも40ミリ 2日午後6時までの24時間降水量は多いところで 島根 120ミリ 鳥取 150ミリと予想されています。
これをうけて、交通にも影響が出ています。 JR西日本によりますと、2日は特急やくもやスーパーはくと、スーパーいなばは上下線とも始発のみ運行し、それ以降は終日運転取りやめに。 スーパーおき・まつかぜは米子ー益田・新山口駅間で始発から終日運転を取り止めるほか、鳥取ー米子駅間もほとんどの便で運転を取り止める計画です。 また、普通列車も各路線で運休や部分運休が発生する見込みです。 3日以降、次第に天気は回復しますが連休序盤は土砂災害、浸水害、河川の増水にも十分注意が必要です。最新の気象情報や交通情報をチェックするようにしてください。
山陰放送