四季をめぐる四組のカップルを描く音楽朗読劇『庭の見える部屋と四つの物語』今月末上演 メインキャストのコメント到着
9月29日(日) に東京・東京文化会館 小ホールで上演される音楽朗読劇『庭の見える部屋と四つの物語』。本公演は、バリエ et グレディが作劇を手がけた、フランス・パリうまれの大人のためのほろ苦いラブコメディ。庭が見える一つの部屋で、四組のカップルが春夏秋冬それぞれの季節に登場する。 音楽朗読劇『庭の見える部屋と四つの物語』チラシ画像(裏) 今回メインキャストを務める聖児セミョーノフ、秋吉久美子、篠井英介、鈴木壮麻、夢咲ねね、伊東健人の6名から公演に向けたメッセージが届いた。 ■聖児セミョーノフ コメント まるで巡る四季のように、本作では一つのアパルトマンに四組のカップルや彼らを取り巻く色とりどりの人物が現れて、物語が交差します。演じる俳優は、シャンソン・映画・舞台・ミュージカル・声優など、普段活躍するフィールドも個性もそれぞれ違います。どんな化学反応が起きるのだろうかと僕自身とてもワクワクしています。ぜひ劇場で体感してもらえたら嬉しいです。 ■秋吉久美子 コメント 歳をとるのは肉体的には厳しいことですが、役を通して今まで経験した喜怒哀楽を表現できるのはすばらしいことだと思います。今回私が演じる役に関しても、今まで以上に演じる幅を広げて深めることができるのではと私自身とても楽しみです。フランスの大人のエスプリ・文化をお楽しみください。 ■篠井英介 コメント 稽古も佳境を迎えていますが、大人のための作品を今回のこの大人のメンバーで取り組めていることがとてもいいな、と思っています。歳を重ねてきた我々ですが、酸いも甘いも知った年代が創り上げるからこそカッコいいなと感じられるシーンも多く、そんな大人の世界をぜひお楽しみください。 ■鈴木壮麻 コメント 朗読劇ということで、動きを極力封印して言葉だけで紡いでいくのですが、そのやりとりがまるでテニスのラリーを見ている感じで、息つく暇もなくすごく台本に入り込んでいくような感覚です。こうした朗読劇ならではの臨場感を、お客様にもぜひ感じとっていただけたらなと思います。 ■夢咲ねね コメント 一日限りの公演なので、緊張している暇もなく過ぎ去っていきそうですが、私自身精一杯楽しみたいと思います!春夏秋冬それぞれの部屋の人たちを覗きお楽しみください。 ■伊東健人 コメント このような素晴らしい演目にオファーをいただけたことが本当に嬉しく、光栄に思います。稽古の時間もとても楽しくて、噛み締めるように一日一日を過ごしてきました。演じる我々も観劇される皆様も、意識をポーンとフランスに飛ばして、日本とは違う非日常を感じてもらえればと思います。帰り道についスキップしてしまうような、そんな一日になりますように。 <公演情報> 音楽朗読劇『庭の見える部屋と四つの物語』 出演:聖児セミョーノフ/秋吉久美子/篠井英介/鈴木壮麻/夢咲ねね/伊東健人/富沢亜古(文学座)/菊地まさはる/REO 演奏:閑喜弦介(ギター) /滝野郁瑛(ピアノ) 作:バリエ et グレディ 翻訳:岩切正一郎/内藤真奈 演出:水野玲子(文学座/犬猫会) 音楽監督:閑喜弦介