“LEDカート”を体験する見取り図

『見取り図＆山之内すずが行く！韓国・朝から晩まで早歩きツアー』（カンテレ　午後2時57分～3時57分 ※関西ローカル）が11月16日（土）に放送される。 【写真】洞窟内の地底湖でカヤックに乗る山之内すず 　この番組では、韓国の観光地として今人気急上昇中のローカル都市・大邱（テグ）と清州（チョンジュ）を、見取り図、山之内すずが“早歩き”で巡り、1日で満喫。日本ではまだあまり知られていない、韓国ローカルスポットの新たな魅力に迫る。 　見取り図が旅するのは、韓国の南部に位置する都市・大邱（テグ）。最初に訪れた七星市場（チルソンシジャン）は、“大邱の台所”として古くから親しまれ、韓国の塩辛“チョッカル”の専門店など個性豊かな店がズラリと並んでいる。 　まず2人は、麦ごはんにナムルなどの好きなおかずをのせてビビンパにする郷土料理“ボリパッ”の屋台で腹ごしらえ。続いて向かった大邱の繁華街“東城路（トンソンロ）”では、動画も撮影できる韓国版プリクラを体験する。 　続いて、ビルの上層階が遊園地になっている繁華街のランドマーク“東城路スパーク”で、最新の屋内アトラクションに挑戦。一見すべり台のようにも見える高くそびえ立つ壁や、高さ10メートルほどのタワーの上につり下げられたサンドバッグなど、どう遊ぶのか分からない謎のアトラクションの数々に、高所が苦手なリリーは「（最終的に）どうなる予定なん!?」と不安の表情を見せる。すると、偶然居合わせた地元の子供たちから熱い声援が飛び出し、ロケは予想外の盛り上がりに。 　さらに、韓国の有名な旅番組で人気に火が付いた“LEDカート”も体験。見晴らしのいいサイクリングロードを軽快に走り、「気持ちいい！」（盛山晋太郎）、「趣味聞かれたら“LEDカート”って言う」（リリー）と大満足する。 　山之内は、韓国中部の自然豊かな都市・清州（チョンジュ）を早歩き。日本ではまだメジャーではないものの、韓国では数々のドラマや映画のロケ地として知られ、韓国ドラマファンの間では“聖地巡礼”の定番スポットになっている。 　また、女子ひとり旅でも楽しめる清州には絶品かつリーズナブルなグルメも豊富。山之内は早速、清州の名物“チャグリチゲ”が味わえる地元の食堂へ。“チャグリ”とは、韓国語で“グツグツ”という意味があり、キムチやお肉などを汁気がなくなるまで煮込んで食べるのが特徴だそう。途中インスタント麺を投入しての“味変”や、シメにご飯を入れて焼きめしにするなど、地元グルメをとことん満喫する。 　続いて向かったのは、清州市内から少し離れた忠州（チュンジュ）というエリア。ここには“ファロク洞窟”という、かつて鉱山として開発された巨大な洞窟があり、その全長はなんと57キロ。その一部が現在は洞窟テーマパークになっており、家族連れはもちろんカップルなどの観光客でにぎわっている。 　ここで山之内は、洞窟内にある地底湖をカヤックで巡るアクティビティを体験。幻想的にライトアップされた洞窟内の美しさは必見だ。 　ロケを終え、盛山は「早歩きのおかげで多めにスポットを回れたので、わりと早歩きの海外旅行お薦めかもしれないです。韓国のイメージ・見方が180度変わりましたね。何より人が温かいし、メシ全うま！（笑）マジで全部うまい！」と、大邱のグルメが特に気に入った様子。また、清州を旅する山之内には、「自然を楽しんでほしいですね。普段『よ～いドン！』で都会を歩いてるでしょ。だから韓国で勝手に人間国宝さんロケやってほしいですね（笑）」とムチャぶりも。 　リリーは「韓国はソウルしか知らなかったので、次に来る時はマジで“大邱、アリやな”と思うぐらい好きになりました。観光都市としてあまり知らなかったので、その候補にあげていいんじゃないかと思います。アクティビティは絶対日本のメディアじゃ見たことないやつだったんで（笑）、こんなのが大邱にはあるんだっていうのを感じてほしいです」と感想を語った。 　一方の山之内は、「憧れの韓国ロケだったので、着いた瞬間からずっと楽しかったです！ご飯もおいしいし、街も見ていて楽しいし、会う人々も優しいし。日本とは違うテーマパークというか、いろんな姿を見られて大満足の1日になりました。なかなか知れない清州っていう土地を知ることができたのがうれしかったです」と、1日を振り返った。 　清州の印象について聞いてみると「私は結構、都会を旅するよりもちょっと落ち着いた街をお散歩するのが好きなので、そういうのが好きな人にはピッタリなんじゃないかと思います。都会だと大人気のカフェとか並んだりしなきゃいけないと思うんですけど、清州のお店はどこもわりと入りやすいし、しかも土地を広く使っているから楽しい建物が多くて、私にすごく向いている街だなと思いました。日本人がまだ気づいていない隠れた名所やと思います！」と太鼓判を押した。