石川・輪島市で一夜限りの「三夜踊り」 復興願い…踊りの輪
日テレNEWS NNN
旧盆の3日間にわたって行われる石川県輪島市の三夜踊りが14日、一夜限りで行われ、能登半島地震の犠牲者の慰霊や復興などを願って、踊りの輪が広がりました。 輪島市の無形民俗文化財である「三夜踊り」は、室町時代に始まったとされ、先祖の霊を慰めるため、3夜連続で行われるものです。 ことしは、能登半島地震の犠牲者を悼み、被災者に少しでも元気を取り戻してもらおうと、規模を縮小して、一夜限りの開催となりました。会場には、仮設住宅などで暮らす住民や帰省した人たちが集まり、太鼓や三味線などの音色に合わせて、大きな踊りの輪が広がりました。 参加者は亡くなった人たちの冥福を祈り、早期の復旧・復興を願っていました。