消費者庁、RIZAPに措置命令 無人ジムサービスで“ステマ広告”
日テレNEWS NNN
消費者庁は「RIZAP」の運営する無人ジムのサービスについて、実際は利用できないにもかかわらず、24時間利用できるかのような表示をしたり、いわゆる「ステマ」広告を掲載したりなどしたとして、景品表示法違反で再発防止を求める措置命令をだしました。 消費者庁によりますと、「RIZAP」が運営する無人ジム「chocoZAP」ではジム以外にも利用できるサービスが複数あり、そのうち8つのサービスで実際は予約できない時間があったにもかかわらず、自社のウェブサイトにおいて「24時間使い放題!」「好きなときに利用可能」などと表示していたということです。 実際の利用可能な時間は、セルフホワイトニングは5時間、ゴルフやワークスペースは16時間だったということです。 また、インフルエンサーに金銭を支払い、インスタグラムへのPR投稿を依頼していましたが、この投稿の一部を自社サイトに「お客様の声」などとして掲載し、ステルスマーケティング表示も確認されたということです。 RIZAPグループは「今回の措置命令を真摯に受け止め、再発防止に努めてまいります」としています。