「ことしは半分に」ミツバチが減少? 世界の農作物の3分の1が受粉で依存 大問題だ【大石が聞く】
今回の取材、まずは防護服を着るところから始まりました。 (大石アンカーマン) 「(防護服を着ると)守られている感じがしますね。一気に安心感が」 【写真を見る】「ことしは半分に」ミツバチが減少? 世界の農作物の3分の1が受粉で依存 大問題だ【大石が聞く】 養蜂箱に近づくと… (大石アンカーマン) 「あ、飛んでますね。いるいる、ミツバチがいるよここに。止まってます。この中に巣があるわけですか」 愛知県西尾市の養蜂家、羽佐田祥介さん。 この養蜂場だけでも、約40万匹のミツバチを飼育しています。 箱を開けると… (大石アンカーマン) 「うわわわ、これ見てこれ、すごいな…」 (養蜂家 羽佐田祥介さん) 「女王バチがこれ。この少し大きめなのが女王バチ」 (養蜂家 羽佐田祥介さん) 「この部分にミツが入っている」 (大石アンカーマン) 「光ってる光ってる。奥の方が光ってますが、これがミツなんですね」 ■ミツバチが集めたミツを全て商品にするわけではない 今の時期集まるのは、黄色い花でお馴染みの外来植物セイタカアワダチソウの蜜。 強い繁殖力で駆除が難しい要注意外来種ですが、ハチにとっては冬に入る前の貴重な“蜜源”です。 (大石アンカーマン) 「美味しそう、とろとろですね。いただきます。甘い。甘いけど濃厚というよりさらっとした甘味ですね」 (養蜂家 羽佐田祥介さん) 「少しくせはあるんですけど」 (大石アンカーマン) 「いや、おいしいです」 ハチたちが生きるのに必要な分は残し、いわばおすそ分けをハチミツとして出荷します。 (大石アンカーマン) 「すべてが商品になるわけではないんですね」 (養蜂家 羽佐田祥介さん) 「本来であれば(ミツバチが)自分たちが食べるために集めていて、その余剰の分を私たちがいただいている。それ以上にとってしまうとミツバチ自体が死んでしまうので調整する」 全てはミツバチのおかげ…と、そこに! (箱をたたく羽佐田さん) (大石アンカーマン) 「ちょっと今何ですか。あー!これスズメバチ? 5センチくらいありますね」 ミツバチの天敵オオスズメバチが巣に来たため、叩いて駆除しましたが… (養蜂家 羽佐田祥介さん) 「ちょっといま巣を叩いたからミツバチが怒った。姿勢を低くしてやりすごしてください」
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