スピリット航空、米連邦破産法11条申請 運航は継続
米LCCのスピリット航空(NKS/NK)は現地時間11月18日、日本の民事再生法にあたる米連邦破産法11条(Chapter 11)の適用を、ニューヨーク州南部地区の連邦破産裁判所に申請したと発表した。運航は継続する。 【写真】合併が破談となったフロンティア航空 同社によると、既存の社債権者から3億5000万ドル(約539億7300万円)の株式投資を受けることで合意したという。チャプター11の適用により、近日中にニューヨーク証券取引所から上場廃止となる見通し。 スピリット航空は新型コロナの影響などにより赤字が続いている。2022年2月には、米LCCのフロンティア航空(FFT/F9)を傘下に持つフロンティア・グループ・ホールディングスとの合併計画を発表していたが、破談となった。
Yusuke KOHASE