バレーボール男子・東レ 今季退任の篠田監督「経験は必ず生きてくる」…三島市役所で報告会
三島市を本拠地として活動するバレーボール男子・東レのシーズン報告会が8日、同市役所で行われた。今季は、12月の天皇杯、3月に閉幕したV1リーグ、5月の黒鷲旗全日本選抜大会でいずれも3位だった。 今季で退任する篠田歩監督(44)は「(リーグで)最終的に3位に食い込めた。(日本代表の高橋健太郎などの退団で)来年度のメンバーは大きく変わるが、経験は必ず生きてくる。引き続き期待していただければ」と力強く語った。指揮官のラスト采配となった黒鷲旗では、最優秀新人賞の若鷲賞にアウトサイドヒッター山田大貴(22)、ベスト6にミドルブロッカー西本圭吾(25)が初選出され、10月に開幕する「SVリーグ」に向けても楽しみな結果になった。 今季で退団する峯村雄大主将(29)は、今後シンガポールのチームに移籍する予定。「(黒鷲旗で)優勝はできなくて悔しかったが、一人一人の成長が見られて有意義な大会でした。僕自身、東レでの最後の大会、いい終わり方ができた」と寂しげに笑った。またこの日は、清水、長泉町役場と沼津市役所でも表敬訪問を行った。
報知新聞社