基本プレイ無料の骨太ハクスラ『Path of Exile 2』早期アクセスは12月7日から!登場クラスやエンドコンテンツなど遊びつくせぬ魅力が満載
Grinding Gear Gamesが手掛ける『Path of Exile 2』。2013年にリリースされた前作と同じく、名作『ディアブロ』シリーズのように見下ろし視点で繰り広げられる、ダークで重厚なストーリーとやりごたえのあるアクションが魅力のハクスラアクションRPGです。 【画像 全19枚】どのクラスにする? モンクやレンジャーなど多彩。 2019年に発表された本作は、当初前作の新バージョンとしてリリース予定でした。しかし開発するにつれてコンテンツ量が膨大となり、独立した続編として前作と同じく基本プレイ無料でリリースされることに。そして発表から5年、ついに12月7日より早期アクセスを開始予定です。 そんな本作について、早期アクセス開始時点のコンテンツ詳細などの発表が行われました。本稿ではゲームディレクターを務めるジョナサン・ロジャース氏によって、本日11月22日に実施されたメディア向け先行ブリーフィングの内容を元に本作の最新情報をお届けします! 早期アクセス開始時点でのクラス数は6つ! 早期アクセス開始時点で本作で選択できるクラスは合計で6つ。「Monk(モンク)」「Warrior(ウォーリアー)」「Ranger(レンジャー)」「Mercenary(マーセナリー)」「Sorceress(ソーサレス)」「Witch(ウィッチ)」です。紹介されたクラスの特徴は以下の通りです。 Monk 六尺棒を駆使して戦うスピードタイプの近距離ファイター。Lightning、Ice、Windの3つの流派を組み合わせて戦います。殴るたびに周囲の敵にダメージを与える巨大な鐘を設置するスキル「Tempest Bell」などを使ったコンボも強力です。 Warrior スピードは劣るが強力な打撃をたたき込める近距離ファイター。メイスで地面をたたきつけ溶岩を噴出させるスキルや、盾を構えて突撃し敵をスタンさせるスキルなどが存在。盾はいつでも構えられるものの、ガードするたびに蓄積するスタンメーターや敵の防御不能攻撃には注意が必要です。 Ranger Lightning、Poison、Ice、Physicalなど様々な属性のスキルを駆使して戦う弓使い。移動しながらの射撃も可能なため、機動力を生かした遠距離からの立ち回りが強力。標的の間を跳ね返る矢や敵の動きを遅くする矢など様々な攻撃を繰り出します。 Mercenary 様々なタイプの弾を装填できるクロスボウを手に、シューティングゲームのように立ち回ることが可能なクラス。ショットガンやスナイパーライフル、グレネードランチャーのように扱えるスキルや、貫通弾や属性弾などの弾を状況に応じて使い分けることが重要です。 Sorceress 属性を意のままに操り大ダメージを与える魔法使い。スキルには、火の玉や氷の爆発、電撃の嵐など様々な属性のものが存在します。属性の異なる呪文を組み合わせてコンボを決めることも可能です。また、トリガージェムを組み合わせると呪文は更に強化されます。 Witch アンデッドのミニオンの大群を召喚し戦わせることが可能。タンクやアタッカーなど役割の異なるミニオンを組み合わせて強力なチームを作り上げましょう。『Path of Exile 2』で登場する新たなリソースであるSpiritを使い、自動で復活する永続ミニオンを呼び出すこともできます。 スキルはそれぞれのクラスに属しているものの、他のクラスでも特性があれば習得可能。様々なスキルのコンボを試すことできます。また、正式リリースまでにさらに6つのクラスを追加予定としています。 『Path of Exile』を象徴する巨大なパッシブスキルツリーも健在。1,500を超えるという膨大なノード数を誇り、クラスごとにスタート地点は異なりますが、ツリー自体は共通のものが用いられています。なお、不必要なノードを選択してしまった場合はゴールドを使って払い戻しが可能としています。 装備の獲得や強化について クラスやスキル選択に加えてキャラクターの強化に欠かせないのが装備品。アイテムは、ノーマル、マジック、レア、ユニークの4種類のレアリティに分かれており、付与された様々な接頭辞や接尾辞によって能力が変化します。なお、Modの追加に必要なアイテムは『Path of Exile』の頃よりも入手しやすくなっているとしています。 また、ユニークアイテムとそれが持つ希少な能力として、通り過ぎた敵の死体が爆発し毒の雲になる「Corpse Wade」、弓の攻撃速度を倍にしてフルオートにする「Quill Rain」などが紹介されました。 アセンションと試練 ACT2から挑戦できるようになるという試練をクリアすることで、各クラスのアセンダンシークラスを解放できます。なお、クラスごとにアセンダンシークラスは3種類存在しますが、早期アクセス開始時点で利用できるのはそれぞれ2種類のみとしています。 ブリーフィングでは、時間を止めたりクールダウンをリセットしたりできるというSorceressの「Chronomancer」や、一撃が更に強力になるWarriorの「Titan」などのアセンダンシークラスが紹介されました。 また、アセンション解放のための試練として「Trial of the Sekhemas」が存在。コインを祭壇に捧げることで開始でき、各部屋ごとに異なる課題に挑戦してダメージを受け過ぎないように注意しながらフロアを進みます。 そして、最後に待ち受けるボスを撃破することで試練は終了。最初はクラスの選択と2つのスキルポイントを獲得できるとしています。 もしも「Trial of the Sekhemas」が苦手な場合は、他の方法でアセンションを目指すことも可能。早期アクセス開始時点では、「Trial of the Sekhemas」とは異なるルールを備えた試練「Trial of Chaos」が利用可能であるとのことです。 キャンペーンとエンドゲーム突入までの流れは? 新作アクションRPGで問題視されがちなエンドコンテンツ不足に対処するため、数か月前から開発の優先度を変更しエンドゲームの開発に積極的に取り組んでいたといいます。 早期アクセス開始時点では、キャンペーンのACT1から3までが利用可能。50体のボスと400体ほどのモンスターが実装されており、新規プレイヤーであれば25時間ほど楽しめるボリュームだとしています。 残りのACT4から6は正式リリースまでの間に追加を予定しているとのこと。それまではエンドゲーム突入の目安となるレベル65に到達するために、New Game+のような形でACT1から3に再挑戦するシステムが用意されています。 なおACT6の追加後は、ACT1から6をプレイするだけでレベル65に到達できるため、このシステムは削除される予定です。 充実のエンドゲームコンテンツ! 『Path of Exile 2』のエンドゲームでは、無限に広がるという「Atlas」をWaystoneを使って進み、敵構成などがランダムに生成されたステージに挑むことに。強力な敵を全て撃破することで汚染を除去し、さらに奥へと進めるようになりますが、敗北した場合は道が封鎖されるので別ルートを探す必要があります。 Waystoneは通貨アイテムを使ってクラフトが可能で、Modによって進んだ先の報酬や危険度が変化。また、Atlasの探索を進めていくと、商人や拠点となるエリア、周辺の偵察が可能なタワーなど様々な発見が待ち受けるとのことです。 また、裂け目から押し寄せる敵と対峙する「Breach」が『Path of Exile』から引き続き登場。仕組みは似ているものの、モンスターやボス、報酬などは一新されています。さらにAtlasのシステムに組み込まれたエンドコンテンツとして、「Ritual」「Delirium」「Expedition」も紹介されています。 前述の「Trial of the Sekhemas」でも高レベルのコインを手に入れることでエンドゲーム向けのフロアに挑戦可能。「Trial of Chaos」にも難度の高いチャレンジが存在し、それぞれ希少なアイテムを手に入れる機会が設けられています。そして、早期アクセス開始時点の最後のエンドコンテンツかつ『Path of Exile 2』最難関の要素として、キーを集めて古代の要塞に侵入する「Pinnacle」も紹介されました。 ブリーフィングの最後にはQ&Aコーナーも。アイテムがより希少となる「ルースレス」は実装されていないこと、ハードコアモードは存在するものの初見プレイでの選択はおすすめしないこと、ゲーム序盤を中心にシステムを簡略化し最初から難しくなり過ぎないように注意して開発されていることなどが語られました。 『Path of Exile 2』は、PC(Steam, Epic Gamesストア)PS5/Xbox Series X|S向けに日本時間12月7日午前4時に早期アクセスを開始予定。また、エンドゲーム等についての詳細は11月22日午前5時よりTwitchで放送され、アーカイブ映像を公式YouTubeチャンネルで公開予定の、「GGG ライブ」で確認できます。
インサイド kamenoko
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