パキスタン北西部で銃撃、42人死亡 シーア派襲撃相次ぐ
パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州で21日、イスラム教少数派シーア派の人々が乗った車列が銃撃された。AP通信は、少なくとも42人が死亡し、約20人が負傷したと報じた。現地ではシーア派が襲撃される事件が相次いでいる。 【写真特集】9日には南西部で爆発 自爆テロか 地元メディアによると、約200台の車両が州都ペシャワルに向かっていたところ、何者かの銃撃を受けた。犯行声明は出ていない。現場はアフガニスタンとの国境地帯にあり、シーア派とイスラム教多数派のスンニ派が土地を巡って争ってきた。武装勢力によるテロ事件も相次いでいる。【ニューデリー川上珠実】