能登半島地震から3週間 JR七尾線、一部区間で運転再開
日テレNEWS NNN
能登半島地震の発生から22日で3週間となります。石川県は23日から大雪が予想され、警戒が必要です。一方、JR七尾線が一部区間で運転を再開しました。 JR七尾線は能登半島地震の影響で線路が歪んだり崩れたりしたため、羽咋駅と和倉温泉駅の間で、運休が続いていました。JR西日本は復旧作業を進めていましたが、22日から羽咋駅から七尾駅までの区間の運転を再開しました。 高校生 「友達に会えるのでワクワクしています。久しぶりなのでちゃんと乗れるか心配ですけど」 高校生 「電車の復旧に携わってくれた人に感謝したい」 JR西日本七尾鉄道部・江下喜久夫部長 「レールを1本につなげることは石川県の復興につながると思うので、あと少しお待ちいただきたい」 JR西日本は、七尾駅から和倉温泉駅まではおおむね来月中旬の運転再開を目指し、復旧工事を進めています。 また、能登町の小木小学校で22日、始業式が行われました。全校児童51人のうち44人が登校。そこで披露されたのが、あの大谷グローブです。早速、キャッチボールが行われ、子どもたちの笑顔が弾けました。 一方で被災地では、これからの天気に注意が必要です。 気象庁や国土交通省などは被災地で23日から警報級の大雪の可能性があるとして、緊急会見を行いました。 24日午前6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多いところで20センチから60センチの見込みです。