山本由伸、メジャー自己最速158.4キロ&最多106球!勝ち負けつかずも7回2安打無失点7Kの快投を見せてヤンキース打線を封じる!
【MLB】ヤンキース-ドジャース(6月7日・日本時間8日/ニューヨーク) 【映像】山本由伸の新たな魔球爆誕?落ちて曲がる神のスプリット ドジャースの山本由伸投手が、ヤンキース戦に先発登板。4回のスタントンとの対戦では、メジャーで自己最速となる158.4キロを投じるなど7回でメジャー最多106球を投じ、2安打、2四球、7奪三振、無失点でマウンドを降りた。 今季13度目の先発登板となった山本。ここまで6勝2敗、防御率3.32、65回を投げて被安打59、14四球、1死球、76奪三振、奪三振率10.52の成績を残している。前回登板となった1日(日本時間2日)のロッキーズ戦では、2回に先制を許すも6回101球で被安打7、1四球7奪三振で1失点にまとめてチームトップタイの6勝目を挙げた。 開幕前には、山本の獲得を本気で目指していたと報道されたヤンキースとの一戦。初回からストレートを多用して力で押し込む山本は、2番・バーデューゴをショートゴロに打ち取ったストレートで、 98.2マイル(時速158キロ)を計測。これはメジャー移籍後最速となる一球だった。 1番、2番を打ち取って、注目のアーロン・ジャッジとの対戦。カウント2-2からスプリットを投じるも拾われて、レフト戦へのツーベースヒットとなった。しかしその後のジアンカルロ・スタントンを空振り三振に仕留めた。 2回は味方のエラーもあってランナーを背負いながらの投球となった。しかし2死一、三塁でトレビーノを空振り三振に仕留め、このピンチを脱した。 2巡目を迎える3回、空振り三振、見逃し三振と2つのアウトをとって2度目のジャッジとの対戦。フルカウントから6球目のスライダーでショートゴロに。4回も先頭のスタントンに対して、初球は98.4マイル(時速158.4キロ)のストレートで、またもメジャー自己最速を更新。さらに2球目、バットをへし折る力の強いシンカーでショートゴロに打ち取る。後続もセカンドゴロ、空振り三振に仕留めた。 5回はライトフライ、セカンドゴロ、ピッチャーゴロで三者凡退とする。6回はサードゴロ、サードライナーで2アウトとして、ジャッジとの3度目の対戦を迎えたが、ここは四球で出塁を許す。しかしスタントンを空振りに三振に切ってとった。7回のマウンドにも上がった山本は、先頭をファーストゴロに打ち取るも、次の打者を四球で歩かせる。しかし次の打者をセカンドゴロに打ち取りゲッツーとした。 この回でマウンドを降りた山本は、7回を投げてメジャー最多の106球、2安打、2四球、7奪三振、無失点。この日はストレート以外にも持ち球の各球種で平均球速を超える投球を見せるなど、力で押し切った投球となった。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)