【寒河江市長選/山形】告示・16年ぶり選挙戦 新人3人による三つ巴の戦いに 12月22日投開票
さくらんぼテレビ
任期満了に伴う寒河江市長選挙が15日告示され、新人3人が届け出た。 選挙戦となるのはじつに16年ぶり。 寒河江市長選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属の新人で、元農林水産省職員・大泉勝利氏(68)、前の副市長・齋藤真朗氏(58)、元市議会議長・國井輝明氏(49)の3人。 選挙戦となるのは2008年以来16年ぶり。 (大泉勝利氏の第一声) 「16年間一度も選挙がなかった。ばらまき尽くされて抱き込まれて、何が本質か誰がどう決めているのかわからない。情報開示をしっかりして、みなさんに情報提供をして、しっかり考えていただく。みなさんの意見をしっかり聞いて、しっかり検討して、しっかり実行させていただきたい。そうすることが、子や孫にこの寒河江市を引き継ぐ基本だと思う」 (齋藤真朗氏の第一声) 「寒河江市立病院と県立河北病院の統合による新病院の設立。絶対に寒河江市に新しい病院を建てなければなりません。市内3つの中学校、みんな老朽化が進んでいます。蛇口をひねっても水が飲めない。ただちに新しい学校を造らなければなりません」 (國井輝明氏の第一声) 「新病院ができたとしても、街の医師は減っていく。そんな時にタブレット1つあればみなさんの近くにある公民館に来てもらえれば、オンライン診療が受けられるようにする。私がみなさんの地元に直接足を運びみなさんと一緒に行動する。その第一歩として移動市長室を実施する。みなさんとの会話・対話を重視して施策に反映させる」 寒河江市の有権者数は14日時点で3万3221人で、投開票は12月22日に行われる。
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