レアルを離れて7年半 各地を転々とするヘセは再びフリーとなっていた「サッカー選手であり続けることは疑わないでほしい」
最近まではブラジルのコリチーバでプレイ
レアル・マドリードを離れた2016年の夏から約7年半。FWヘセ・ロドリゲスは世界の各地を転々としてきた。 レアルでプレイしていた頃はスペイン期待の若手アタッカーだったが、今や30歳だ。近年は怪我にも悩まされるなど、苦しい時期を過ごしてきた。 2016年にパリ・サンジェルマンへ移籍し、そこからはスペインのラス・パルマス、イングランドのストーク・シティ、スペインのレアル・ベティス、ポルトガルのスポルティングCPとレンタル移籍を繰り返し、2021年にはパリを退団。 その後再びラス・パルマスを挟み、2022年にトルコのアンカラギュジュ、2023年にはイタリアのサンプドリア、そして同年夏にはブラジルのコリチーバと渡り歩いてきた。 そのコリチーバとの契約も満了を迎え、ヘセは30歳にして再びフリーとなっている。コリチーバでも6試合で1ゴールと目立った成績は残せていなかったため、今のヘセを欲しがるクラブは多くないだろう。 それでもヘセはサッカーへの情熱を捨てていないようで、今もトレーニングを継続していることをアピールしている。 「僕がサッカー選手であること、そしてこれからもサッカー選手であり続けることは疑わないでほしい。今も月曜日から金曜日、時々土曜日を含め、2回のトレーニングセッションで準備を続けている。安定し、定期的にプレイできるクラブに行きたいね。継続性さえ確保できれば、パフォーマンスを発揮できると確信している。願わくば、家族の近くのスペインでやりたいと考えているよ」(スペイン『MARCA』より)。 30歳という年齢を考えれば、まだプレイできるはずだ。これほど各地を転々とするキャリアになるとは想定していなかったはずだが、ヘセの次なるチャレンジはどこになるのか。
構成/ザ・ワールド編集部