【週末J1まとめ】C大阪がレオ・セアラ弾で川崎Fに勝利して首位に浮上。町田は神戸に敗れて今季2敗目 |Jリーグ
【国内サッカー ニュース】明治安田J1リーグは、4月12日から14日にかけて第8節が開催。今節は首位が入れ替わる週末となった。
今節は上位陣に動きがある週末となった。 首位に立っていたFC町田ゼルビアは、国立競技場でヴィッセル神戸と対戦。昇格組ながら好調を維持し続ける町田と、前年度王者の神戸が相対した一戦は、意地と意地がぶつかる好ゲームとなる。 試合は序盤こそ町田がチャンスを作っていったのだが、次第に流れは神戸へ。迎えた前半終盤、神戸が先に試合を動かす。敵陣にボールを運んでいった神戸は、ゴール前の混戦のこぼれ球を特別強化指定選手のMF山内翔がシュート。これが見事にゴール右へと決まり、神戸が前半のうちに先制点を奪って折り返した。 後半はセットプレーからピンチこそあったものの、うまく神戸がコントロールしながら試合を進める。すると89分、左CKのこぼれ球を武藤嘉紀が豪快に決めてリードを広げることに成功した。町田は後半アディショナルタイムに1点を返したが、反撃もそこまで。勝利した神戸が町田との勝点差を2に縮めている。 首位チームが敗れた中、入れ替わる形でトップに駆け上がったのはセレッソ大阪だ。ホームで川崎フロンターレと対戦したC大阪は、前半からレオ・セアラを絡めた攻撃でチャンスを構築。一方の川崎Fも最前線のエリソンを起点に攻撃を組み立て、拮抗した展開が続いた。 試合が動いたのは71分、C大阪が左サイドで受けたカピシャーバのクロスをレオ・セアラがダイビングヘッド。これがゴールに決まり、C大阪が先制点を奪った。川崎Fは直後に3枚を代え、山田新が背後を取って好機を作ったがゴールとはならず。ここから終盤にかけて川崎Fが押し込む時間を作るが、最後までC大阪が固い守備を継続。この点差を守り切ったC大阪が無敗で首位に浮上した。 開幕から無敗を続けるサンフレッチェ広島は、敵地でアビスパ福岡と対戦。試合は福岡に先制を許す難しい展開となるが、その3分後に佐々木翔が決めてゲームを振り出しに戻すことに成功した。その後は拮抗した展開になった中、最後まで追加点は奪えず。広島は開幕から8戦無敗をキープしたが、連勝を伸ばすことはできなかった。 そのほか、横浜F・マリノスは湘南ベルマーレとの神奈川ダービーに引き分けて5位。名古屋グランパスはジュビロ磐田に1-0で勝利し、開幕3連敗から5試合負けなしとなり8位となった。 ■J1リーグ第8節 結果 柏 1-0 浦和 横浜FM 2-2 湘南 新潟 1-1 札幌 磐田 0-1 名古屋 福岡 1-1 広島 鹿島 1-0 京都 町田 1-2 神戸 C大阪 1-0 川崎F 東京V 2-2 FC東京 G大阪 2-1 鳥栖