「姿地区のコミュニティ維持をしっかり応援していく…」氷見市 菊地正寛市長 住民との意見交換会で考え述べる 富山・氷見市
過疎化に伴って高齢化も急速に進み地域のコミュニティの維持が大きな課題となっています。 意見交換では、地区を離れた住民が家を新築する際の地盤改良費の補助や小人数の家族が住める住宅の建設を求める声も挙がりました。 住民の要望をまとめた 北鹿孝誓さん 「知った人の顔を見て話すことが元気の一つになるんじゃないかなというふうに思います。1人でも姿に戻っていただけたり、いろんな人が姿に来ていただけたりして、地域が元気になればというふうに思っています」 ■海と山の魅力を発信、コミュティ維持を さらに、住民からは地区外からの移住を促す支援策についても要望が上がりました。 氷見市姿地区 山本譲治区長 「姿もやっぱり景色もいいし、移住者の方の受け入れとか受け入れする時も住宅を建てれば移住者も出来るがじゃなかいなという思いもあるもんで、そういうのも検討してほしいという思いがある」 氷見市 菊地正寛市長 「姿地区非常に山もあって海もあって大変いいところだということを改めて思いましたし、こういった魅力を県外の方にも伝えて、移住者の方にも来ていただくような案もあるんだなということを、ここにきて感じさせていただいて有難く思っています。そういったことも含めて、またこの姿地区を今後どうしていくか、また住民の皆様と市役所と意見交換しながら進めていきたいと思っています」 意見交換会を終え菊地市長は… 氷見市 菊地正寛市長 「姿地区に戻りたいと思っておられる方も、関りもずっと持っていたいという方も多いということがよくわかりました。そういう意味でもこの姿地区のコミュニティをしっかりと維持していけるような応援を、市としてもしていけたらなと思います」 意見交換会は12月1日までに3つの地区で行われ、菊地市長は住民の意見を踏まえ新年度当初予算案に反映してく考えです。
チューリップテレビ
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